AIとデータ
引き出す、
製造現場の真価

人手不足やコストの高騰、サプライチェーンの分断といった社会課題に直面し、製造業の舞台は変化の一途を辿っています。

この環境下で、企業競争力を高め持続可能な成長を遂げるためには、製造現場の本質的な課題を可視化し、最適なアプローチによるイノベーションが求められています。

IMPROVEでは、製造現場のイノベーションを実現する、AIやデータ活用の可能性を紐解いていきます。
技術の急速な進化に向き合い、現場の生産性向上や効率化、新製品開発の推進といった、製造業の未来を見つめる時間をお届けします。

TIME TABLE

タイムテーブル

  • 13:00-13:05

    Opening

  • KEYNOTE 01

    13:05-13:35

    インダストリー4.0と
    日本製造業の変革
    生成AI活用やデータ活用の
    現在地と課題

    今、世界的にカーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーといったサステナブルな取り組み、新型コロナや地政学的リスクへの対応といった、レジリエンスな対応などが注目を集めています。また、EUを中心に、データ連携基盤構築の取り組みも加速しています。
    本講演では、インダストリー4.0におけるデータ連携基盤の動き、生成AIやデータ活用ソリューションなど昨今の最新テクノロジー活用の動きについてお話しするとともに、日本企業がどのように対応すべきかについてお伝えします。

    福本 勲氏

    福本 勲

    アルファコンパス 代表

  • SOLUTION 01

    13:35-13:55

    製造業における、
    顧客を中心としたこれからのAI活用

    本社、研究開発、工場などさまざまな事業拠点や機能があることが原因で、他業界に比べ製造業でのAI活用は低めであると聞きます。製品・製造・アセットなど、膨大なデータが各種チャネルやチェーンに分散していることもハードルのひとつかもしれません。このような状況を踏まえ、製造業におけるAI活用について、バリューチェーンに沿ってデモを交えてご紹介します。ことづくりを目指す製造企業の一助となれば幸いです。

    丸谷 亮祐氏

    丸谷 亮祐

    株式会社セールスフォース・ジャパン
    ソリューション・エンジニアリング統括本部 製造ソリューション本部 ビジネスデザイン部
    リードソリューションエンジニア

  • SOLUTION 02

    13:55-14:15

    現場の業務効率化を叶える
    DX基盤の整え方

    変化の激しい時代、製造業では迅速な意思決定のためのデータ収集・分析が欠かせません。一方で、日本企業のデータ利活用においては、部署や担当者ごとに情報がサイロ化している、レポート業務が手作業で時間がかかる、現場リテラシーが低くツールなどを使いこなせない、といった課題が立ちはだかっています。必要なデータ基盤を効率的に整備することで目の前の業務課題を解決し、さらにAIを活用した生産性向上を実現する方法を、実際の事例を元にご紹介します。

    塩屋 風氏

    塩屋 風

    ドーモ株式会社 ビジネスアナリスト

  • SOLUTION 03

    14:15-14:35

    ものづくりを革新する生成AIへ
    社内外の情報を統合活用する
    “ナレッジプラットフォーム”とは

    ChatGPTの登場により、各社で生成AIの導入が進んでいます。一方、製造業で本格活用を進める上では、漏洩が大きな影響を及ぼす技術情報の保護、ビジネスに耐えうる回答「信頼性」担保、そして「保有技術の用途探索」に始まり「ものづくり」「品質保証」に至る製造業各業務にどのようにAIを適用するかの体験設計、といったハードルがあります。本講演では、独自技術による生成AIを活用した”ナレッジプラットフォーム”でこれらの課題を解決し、技術情報の再利用や新たな価値創出に繋げる方法をご紹介します。

    福島 信開氏

    福島 信開

    ストックマーク株式会社 プロダクトマーケティングマネージャー

  • 14:35-14:40

    休憩

  • KEYNOTE 02

    14:40-15:10

    AI/データ活用の最前線
    ダイキン工業デジタルツイン
    実現の舞台裏

    ダイキン工業では2017年からAI/IoT技術を扱うデータ活用人材育成を強化し、製造現場のデジタルツインなど様々なテーマを進めてきました。
    また、さらなる加速のためにDX戦略部門を立ち上げ、より難度の高いテーマの企画推進を加速しています。
    本講演では人材育成や現場テーマの事例とともに、製造現場の改善における課題や取り組みでの考え方をお伝えします。

    徳 隆宏氏

    徳 隆宏

    ダイキン工業株式会社 DX戦略推進準備室 課長 兼 テクノロジーイノベーションセンター 課長

  • SOLUTION 04

    15:10-15:30

    10年先の未来を創る製造業企業に、
    必要なデータ活用の進め方

    デロイト トーマツ グループの2022年調査によると、日本の製造業におけるDXは諸外国に比べ進行度が低く、特にデータの活用面で課題が明確化しています。
    調査結果によれば、製造業の約70%が非効率な業務を続け、存在するデータの60%以上が未活用の状態だと報告されています。
    製造業におけるデータ活用の現状と課題を把握し、データ活用の推進の進め方についてご紹介します。

    松藤 薫氏

    松藤 薫

    キャディ株式会社 DRAWER事業本部 営業本部長

  • SOLUTION 05

    15:30-15:50

    人(作業)とデータが繋がる
    “製造現場の未来”

    DXのトレンドが徐々に製造業でも浸透し、製造ラインの自動化、IoT設備や生産管理システムの導入など数年で見違えるようにMachine(機械)Material(材料)の領域で数値化や可視化が進んでいます。
    その一方で、Man(人)Method(方法)の領域はまだアナログであり、作業を可視化できず属人的な教育を行い、作業記録のデータ活用も進んでいないのが現状です。
    本講演ではデジタル化の進展に取り残された現場で発生している負の連鎖を断ち切り、人(作業)とデータが連携した現場を築くため、現場ノウハウや作業記録をデータ化、分析によって実現できる「製造現場の未来」をお話します。

    貴山 敬

    貴山 敬

    Tebiki株式会社 代表取締役

  • KEYNOTE 03

    15:50-16:20

    日本の製造業の現状認識と
    DXの方向性

    日本の製造業の現状や直面する課題に加え、近年の製造業におけるDXとビジネスモデルの変化、政策の方向性について説明します。

    太田 咲紀

    経済産業省 製造産業局製造産業戦略企画室 室長補佐

  • 16:20-16:25

    Closing

KEYNOTE

基調講演登壇者

  • Speaker 01

    インダストリー4.0と
    日本製造業の変革
    生成AI活用やデータ活用の
    現在地と課題

    略歴

    1990年3月 早稲田大学大学院修士課程(機械工学)修了。1990年に東芝に入社後、製造業向けSCM、ERP、CRMなどのソリューション事業立ち上げやマーケティング・エバンジェリスト活動などに携わる。2020年にアルファコンパスを設立し、企業のデジタル化やマーケティング、プロモーション支援を行っている。主な著書に「デジタル・プラットフォーム解体新書」(共著)、「デジタルファースト・ソサエティ」(共著)がある。その他Webコラムなどの執筆や講演など多数。

    福本 勲氏

    福本 勲

    アルファコンパス 代表

  • Speaker 02

    AI/データ活用の最前線
    ダイキン工業デジタルツイン実現の
    舞台裏

    略歴

    外資系SIerにて自動車・金融などの基幹システムや組込開発システムなどを対象としたアーキテクチャ設計や品質マネジメントとして様々なプロジェクトを経験。その後、関西の制御機器メーカーにて、工場の自動化の中核であるPLCの開発や、現場を対象としたAI・IoT技術の研究・活用業務に従事。
    現職であるダイキン工業に2021年に入社。DX部門ではデータマネジメント・生成AI・SCM・製造に関する外部調査や戦略立案を担当。
    また、技術部門を兼務し、データ活用人材育成やテーマ企画立案の支援といった運営に携わっている。

    徳 隆宏氏

    徳 隆宏

    ダイキン工業株式会社 DX戦略推進準備室 課長 兼 テクノロジーイノベーションセンター   課長

  • Speaker 03

    日本の製造業の現状認識と
    DXの方向性

    略歴

    2020年、早稲田大学政治経済学部卒業後、経済産業省入省。
    経済産業政策局総務課、地域経済産業グループ等を経て、2023年6月より現職。

    太田 咲紀

    経済産業省 製造産業局製造産業戦略企画室 室長補佐

SOLUTION

ITベンダー講演

  • Speaker 01

    丸谷 亮祐

    株式会社セールスフォース・ジャパン
    ソリューション・エンジニアリング統括本部 製造ソリューション本部 ビジネスデザイン部 リードソリューションエンジニア

    丸谷 亮祐氏
  • Speaker 02

    塩屋 風

    ドーモ株式会社 ビジネスアナリスト

    塩屋 風氏
  • Speaker 03

    福島 信開

    ストックマーク株式会社 プロダクトマーケティングマネージャー

    福島 信開氏
  • Speaker 04

    松藤 薫

    キャディ株式会社 DRAWER事業本部 営業本部長

    松藤 薫氏
  • Speaker 05

    貴山 敬

    Tebiki株式会社 代表取締役

    貴山 敬

OUTLINE

講演概要

名称
IMPROVE
主催
Tebiki株式会社(現場改善ラボ)
後援
株式会社日刊工業新聞社
開催日
2024年1月23日(火)
13:00-16:25
開催場所
オンライン(ZOOM)
定員
3,000人
※申込者多数の場合は、抽選とさせていただく場合がございます。予めご了承ください。
参加費
無料

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申し込み受付は
終了しました