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開催概要
製造業における品質不良の背景には、技術・技能伝承の停滞といった要素が挙げられます。品質不良の裏側として、たとえば熟練者と中堅者/新人の作業品質にバラつきがある結果、製品品質が安定しないケースや、作業工程において、出荷前の品質調整が熟練者のカン/コツ頼みになっている結果、熟練者が不在時に不良品が流失してしまうということもあるでしょう。
多くの製造業では、技術伝承を紙ベースの作業手順書、そして口頭によるOJTで取り組んでいますが、これらだけでは、経験者のみが理解できる複雑な技術や微妙な技能は伝わりにくいのが現実です。加えて、手順書の編集や更新の負担、教育担当者の不在時の教育の非均一化など、さまざまな問題が伝承を阻害しています。
そこで本セミナーでは、製造部門において技術・技能伝承が進まない理由を整理しつつ、品質をつくり込める精鋭を育てる技術・技能伝承の進め方について、アルファブレーンコンサルティング株式会社パートナーコンサルタントの藤平 俊彦氏に解説いただきます。
主な講演内容
・現代の現場が抱える問題、「生産しようにもできない状況」とは
・製造インフラが崩壊しかけている今すべきこと
・技能伝承が進まない「本当の」理由
・技能伝承の進め方
・永続企業に変革する方法
こんな方にオススメ
・高度な技術・技能が求められる作業が熟練者に属人化している現場の方
・中堅や新人の技術・技能不足で品質不良が起きてしまった現場の方
・技術・技能伝承に取り組んでいるがコアノウハウが伝わらないとお悩みの方
講師略歴
藤平 俊彦 氏
アルファブレーンコンサルティング株式会社 パートナーコンサルタント
1959年 北海道生まれ。大手食品メーカーなどで、主として生産技術・改善業務に従事。 1996年 コンサルティング会社 株式会社アルファブレーンコンサルタントに入社。上場製造業を中心に、生産性向上、コストリダクション、購買改善など実践的コンサルティングを実施。 2002年同社取締役就任。
その後、トーマツコンサルティング株式会社(現デロイトトーマツコンサルティング株式会社)にて、SCMコンサルティングを立ち 上げ、2008年日本オラクルにて主要イニシャチブTop Callプロジェクトリーダー、アマウントプランニングメソッド構築リーダーを担当、その後、現職。アルファブレーンコンサルティング株式会社パートナーコンサルタント。 日刊工業新聞社「工場管理」など、多数連載。
(近々の動き:2022年8月号、育成技能伝承をテーマに60P特集記事/2023年2月号、原材料抑制エネルギー抑制をテーマに13P特別記事、2023年11月号自働化にに伴う戦略テーマで60P特集掲載2024年5月号DX2.0バーチャルファクトリー主題で掲載予定~執筆中) 2006年「利益がぐんぐん増加する製販一体改善」(日刊工業新聞社刊)出版また、自動車部品工業会、四国生産性本部、日本ソーダ工業会などで、セミナーを実施。好評を博する。
イベント概要
名 称:技能不足による品質不良を改善する「精緻な熟練の技術・技能伝承」
主 催:現場改善ラボ
参加方法:お申込み後、ご視聴用URLページに切り替わります。