現場改善ラボ セミナー デジタル IMPROVE – 競争力向上【期間限定 / 見逃し配信】
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IMPROVE – 競争力向上【期間限定 / 見逃し配信】

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開催概要

製造業と現場の未来を切り拓く、挑戦と変革がもたらす「競争力向上」

DX(デジタルトランスフォーメーション)の必要性は叫ばれて久しく、DXがもたらす変革は生産性の効率化や品質管理の向上に直結するものであり、「競争力向上」の源泉となるものです。

しかし、「2024年版ものづくり白書」を振り返ってみると、DXが個別工程のカイゼンにとどまっていることからも、競争力向上(=稼ぐ力の向上)につながっていないため、DXによる製造機能の全体最適化を含め、グローバル規模での幅広いビジネス展開に適した「変革」や「仕組み化」が求められています。

日本の製造業と現場の未来は、不確実性への挑戦に立ち向かい、デジタル技術の力と持続可能な成長の機会を探求することにより切り拓かれていくのではないでしょうか。
未来を切り拓く挑戦と変革のために集いましょう。

タイムテーブル

【第1部】失われた30年を越えて -日本製造業の再構築と未来へのビジョン-

かつて「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と称され、高度成長期の中心産業として日本経済を支えた製造業。しかし、「失われた30年」と呼ばれる停滞期を経て、日本の競争力は低下していると言われています。
本講演では、なぜ日本経済が停滞し、競争力を失ったのかという構造的課題を分析し、変化の激しいグローバル競争社会を生き抜くための未来戦略と持続可能な成長への道筋を探ります。
経済の転換期といわれるなか「失われた30年」に終止符を打ち、競争力を高めるために今、製造業にとって必要なことは何か、経済学者の成田様に独自の視点でお話しいただきます。

経済学者・データ科学者・事業家
成田 悠輔 氏

【第2部】生成AIで進化する 開発現場が本当にやりたかった“すり合わせ“

工場の自動化やIoTなど、ものづくりの現場はこの10年で様変わりしました。一方で、”無駄”な会議や”無駄”な資料作成、”不十分”な情報収集、ホワイトカラーの業務は変わっておらず、貴重な時間を浪費しています。
製造業DXの次の一手は、これらの課題を解決し、”価値づくり”に集中することではないでしょうか?
弊社の「ビジネス特化型AI」によって、社内外のナレッジを繋ぎ、組織や人の背景情報も含めた”すり合わせ”で実現する価値づくりの仕組みについてご紹介いたします。

ストックマーク株式会社
CMO
田中 和生 氏

【第3部】トヨタ生産方式と「良い流れ」づくり

日本の経済・産業界を取り巻くビジネス環境は、30年間続いたデフレプレッシャーの終焉、人口減少、労働力不足、直近では急激な円安、資源料価格の高騰などにより競争力が失われつつあります。
しかし、当分続くであろう円安局面において、日本の輸出製造業は輸出財の円建ての付加価値が拡大します。この状況においてはものづくり現場改善・生産性向上に成功した企業が生き残っていくだろう。
本講演では、日本経済における「生産性向上の機運が高まっている」というマクロな視点による説明から、実際の事例も交えながら「能力構築に励む”良い現場”が報われやすい」という研究結果をご紹介します。

早稲田大学 ビジネス・ファイナンス研究センター 研究院 教授
藤本 隆宏 氏

【第4部】10年先の未来を創る、今求められる製造業のDXとは

サプライチェーンの不確実性が拡大する中、経営・開発・製造のさまざまな面で時代の変化に対応し、競争力を上げていくことが求められています。
本講演では、製造業DXの問題、そして製造業において最も重要な資産である「図面」を取り巻く課題とその解決策をお話いたします。

キャディ株式会社
Drawer事業本部 中日本営業本部 部長
小林 冬芽 氏

【第5部】製造業の最新グローバルトレンドから読み解くAI活用の未来図

グローバル製造業の830社の調査から、現在の製造業が直面している課題や、今後のデータに関するテクノロジー、AI活用などのトレンドについて解説いたします。
特に日本はCRMやAIについて必要性が叫ばれて久しいものの、グローバル各国と比較して導入率が低いことが調査から明らかになっています。
国際競争力をつけ、利益率を確保しながら成長していくために今日本企業に何が求められるのでしょうか。最新のAI活用事例を交えつつ、Salesforceをどうご活用いただけるのか、ご紹介いたします。

株式会社セールスフォース・ジャパン
インダストリーアドバイザー本部 インダストリーアドバイザー(ハイテク/製造)
岩永 龍法 氏

【第6部】現場の改善力で戦ってきた日本の今後の課題を考える

・フランスシュナイダー工場…ライトハウス工場の実力から見た改善活動の本気度合
・BMWの本気…今後の工場はAIが改善を考える?
・日本の改善力の出口はどこにあるのか?

株式会社ブーステック 代表取締役
PLMコンサルタント / SEMICON Japan Ambassador / ものづくり系youtuber
ものづくり太郎 氏

【第7部】製造業を取り巻く現状と課題 「新たな価値の創造」による競争力強化

世界経済は、地政学リスクや資源価格の高騰など、不確実性を増しています。一方、デジタル化の進展やSDGsへの意識向上など、企業を取り巻く環境は大きく変化しています。これらの変化は、製造業にとっても大きな課題と機会をもたらしています。
本講演では、製造業を取り巻く現状と課題を分析し、これからの競争に生き抜くために必要な「新たな価値の創造」のテーマを複数提案します。

日本経済新聞社
情報サービス部門 情報サービスユニット 部次長
藤尾 諭 氏

【第8部】AI時代に日本の製造業の“創造性”を解放するために必要な術

チャットGPTのような大規模言語モデルの発展が目覚ましい。一方で、ロボットのような身体性を伴うエージェントの開発は道半ばであり、また、AIを支えるGPUやエネルギーなどの物理的リソースの充実も課題になっている。
最近、IKIGAI(生きがい)などの日本発の概念が、人工知能と人間の関係(アラインメント)を先導するモデルとして注目されている。オノマトペに象徴される細やかな感性や、社会的感受性に基づくチームワークなど、日本人がその資質をカイゼンして創造性に結びつける脳の働かせ方について考えたい。

脳科学者
茂木 健一郎 氏

イベント概要

名  称:IMPROVE – 競争力向上 見逃し配信
主  催:Tebiki株式会社(現場改善ラボ)
参加方法:お申込み後、ご視聴用URLページに切り替わります。
配信期間:2025年1月29日(水)~2025年2月26日(水)※予定

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