現場改善ラボ 記事一覧 お役立ち情報 【最新】フォークリフト事故の実態!事例や発生件数・原因について

物流現場のかんたん動画マニュアル作成ツール「tebiki現場教育」を展開する、現場改善ラボ編集部です。

  • 「フォークリフトの事故を防ぎたいが何をすればいいかわからない」
  • 「最新の事故事例、統計データ、効果的な安全技術や製品に関する情報が知りたい」
  • 「事故発生時の対応はどうすればいいのか」

企業の安全担当者や現場責任者の中には、上記のような悩みを持つ方も多いと思います。

最も効果的なのは、過去の事故事例から原因を分析し、自社の現場環境に落とし込んで対策を講じることです。

本記事では、物流現場の安全担当者に5年以上従事し、事故発生時の対応や事故後の安全教育をおこなっていた筆者がフォークリフト事故の実態や具体的な事例、対策などについて紹介していきます。

フォークリフト事故の実態について

フォークリフトに起因する事故をなくすために、まずはその実態について十分に理解することが重要です。事故の発生件数や原因、事故の傾向を把握することによって、適切な対策を講じることができます。この章では、フォークリフト事故の実態として、以下の4つを取り上げて解説していきます。

フォークリフト事故の発生件数の推移

一般社団法人日本産業車両協会が、厚生労働省「労働災害統計」から取りまとめた「フォークリフトに起因する労働災害の発生状況―厚生労働省労働災害統計より―」によると、労働災害は過去5年で死亡災害こそ減少しているものの、死傷災害数は2,000件前後の高い数で推移していることがわかります。

死傷災害(件)死亡災害(件)
20231,98922
20222,09234
20212,02821
20201,98931
20192,14520

参照元:フォークリフトに起因する労働災害の発生状況―厚生労働省労働災害統計より―|一般社団法人日本産業車両協会

これは、小型貨物を多数取り扱うEコマースの拡大により、軽微〜中程度の事故の増加が要因と考えられるでしょう。

フォークリフト事故の発生原因ランキング

フォークリフトに起因する死傷災害・死亡災害の発生原因として、上位を占めるのは以下のとおりです。

原因死傷災害の割合死亡災害の割合
はさまれ・巻き込まれ35.4%22.7%
激突され27.3%18.0%
墜落・転落11.9%18.0%
その他13.7%12.5%
飛来・落下6.0%11.7%
転倒5.7%17.2%

参照元:フォークリフトに起因する労働災害の発生状況―厚生労働省労働災害統計より―|一般社団法人日本産業車両協会

死傷災害のおよそ3割を占める「はさまれ・巻き込まれ」「激突され」は、死亡災害数でみると合計で40.7%に留まっています。一方で、「転倒」「墜落・転落」などは、死傷よりも死亡の割合が多いため、発生すると死亡につながる可能性が高い危険な原因と言えるでしょう。

フォークリフト事故は重大な災害につながりやすい

フォークリフトは、トラック、バス・乗用車等に次いで、労働災害死亡者数の多い原因の一つとして挙げられます。

起因物割合(%)
トラック17.0
乗用車・バス・バイク9.4
フォークリフト2.9
移動式クレーン2.5

参照元:フォークリフトに起因する労働災害の発生状況―厚生労働省労働災害統計より―|一般社団法人日本産業車両協会

フォークリフトは現場作業を効率的にする非常に便利な道具である一方、ひとつ間違えれば人の命を奪ってしまう危険な機械です

フォークリフトの作業をする従業員に対し、労働安全衛生法第60条の2で努力義務ではあるものの、安全教育の実施が推奨されていることも踏まえると、定期的な安全教育の実施は欠かせない要素と言えるでしょう。

安全対策の実施方法や具体的な安全対策について理解を深めたい方は、以下の関連記事もあわせてご覧ください。

▼関連記事▼
フォークリフト安全教育の社内実施方法と事例を紹介
フォークリフトの安全対策8例!事故を防止した改善事例や安全意識を高める方法も解説

【発生時間別】フォークリフトの死亡事故件数の傾向

2018〜2022年の5年間、フォークリフトに起因する死亡事故は14〜16時に最も多く発生していました。

次いで、8〜10時、10〜12時の順に死亡事故件数が多くなっています。

順位発生時間帯件数
114~16時31
2 8~10時27
310~12時24
412~14時16

参照元:フォークリフトに起因する労働災害の発生状況―厚生労働省労働災害統計より―|一般社団法人日本産業車両協会

日中に稼働している現場が多いことが一番の理由だと考えられますが、朝から業務をはじめ、昼休憩を挟んだ直後で次第に集中力が無くなってくる午後に死亡事故が多いというのが現状です

【事業規模別】フォークリフトの死亡事故件数の傾向

事業所の規模ごとにフォークリフトが起因する死亡事故の割合を見てみると、例年30人未満の事業所での死亡事故が全体の半分以上を占めていることがわかります。

順位事業規模割合(%)
130人未満64.7
230人以上50人未満14.7
3100人以上5.9

参照元:フォークリフトに起因する労働災害の発生状況―厚生労働省労働災害統計より―|一般社団法人日本産業車両協会

これは、規模が大きな作業現場ほど、しっかりとした安全対策・フォークリフト作業に関するマニュアルの整備が充実している傾向にあると考えられます

これまで、4つの事業所での業務経験がある筆者の経験からも、規模が大きさと比例して詳細な作業上のルールが存在しているのが現実です。フォークリフトによる事故や災害を防止するためには、安全意識を向上させ、操作方法やルールを遵守させるためのマニュアルの整備は欠かせない要素と言えるでしょう。

フォークリフトの安全作業マニュアルにどのような項目を盛り込めば良いのか、安全意識を向上させるにはどのような取り組みが必要なのかなどを詳しく知りたい方は、こちらの関連記事か、物流企業の事例から分かる新しい安全教育の取組やその成果をまとめた以下の資料をご覧ください。


製造業・物流業における安全教育の取組み事例をみる

フォークリフト作業に不安を抱えている現場は多い

株式会社ツールマートが2021年、330社を対象におこなったアンケートでは、全体の98%にあたる322社が「フォークリフト作業に不安を抱えている」と答えました。

具体的な理由として多かったのは、以下の通りです。

順位理由社数
(複数回答あり)
1リフト同士や作業者、他の設備への接触275社
2荷物への衝突、接触242社
3荷崩れ229社
4後方の安全確認不足224社

参照元:労働災害統計でみるフォークリフト災害の現状と皆さまの声|株式会社ツールマート

筆者が5年以上安全担当者として従事している作業現場でも、物損を含めた事故の原因は上記がほとんどです

なかでも、1位の「リフト同士や作業者、他の設備への接触」は労働災害事故につながりやすいため、事業者が不安に感じるのもうなずけます。

不安を抱えたままフォークリフト作業に取り組むと、判断が遅れたり、適切な操作ができなかったりと予期せぬ災害に発展する可能性が高まるので、安心して作業ができるような環境の構築が大切です。

安全にフォークリフト作業ができるような体制の構築事例として、株式会社近鉄コスモスではフォークリフトの操作方法や危険作業を動画に収める取り組みを実施しています。

▼フォークリフト操作の禁止事項を解説する動画マニュアル▼

同社の事例のように、労働災害につながる作業を動画で学び、安全理解を促せる仕組みづくりが物流業界全体で浸透しつつあります。

紙の手順書やマニュアルでは、こうした危険な作業は言語化が難しいため、動画マニュアルのような「1人でもある程度安全意識を高められる仕組みづくり」が安全対策に有効です。

ちなみに上記動画は、物流作業に特化した動画マニュアル作成ツール「tebiki現場教育」で作成されています。tebikiの詳細機能や活用事例については以下のリンクからご覧いただけるので、あわせてご覧ください。

>>物流作業に特化した動画マニュアル「tebiki現場教育」の詳しい機能や導入事例を見てみる

フォークリフトでの事故事例7選

ここからは、厚生労働省「職場のあんぜんサイト」に掲載されている実際に起こったフォークリフトに起因する事故事例を紹介していきます。事例の紹介とあわせて、発生した原因や具体的な対策にも解説していきますので、チェックしてみてください。

実際の現場でどのようなフォークリフトの事故が発生しているのかを把握し、自社の営業所で同じような事故が発生しないように適切な対策を講じられるようにしましょう。

パレットを高く積んだ状態での走行中に視界不良で歩行者に接触

フォークリフトに視界を遮るほど貨物を高積みしたパレットを乗せて前進走行で移動していた際、前方にいた歩行者に接触し負傷させた事故事例です。

項目内容
業種一般貨物自動車運送業
事業規模30~99人
災害の種類激突され
被害休業(1名)

【原因】

  • 視界がさえぎられているにもかかわらず前進走行した
  • 被災者がフォークリフトに気付かなかった

【対策】

  • フォークリフト乗務員は、前方の視界が確保できない場合、後進走行し視野を広くとる
  • フォークリフトに警告灯を設置し、接近に容易に気付けるようにする
  • 作業員はフォークリフトの走行エリアに侵入しない

参照元:職場のあんぜんサイト|厚生労働省

後退してきたフォークリフトに挟まれた

雨天時、被災者がトラックへ荷積みするため、トラックの荷台の扉を開けようとしていた際、被災者に気づかず後進走行してきたフォークリフトとトラックの間に挟まれ死亡した事例です。

項目内容
業種道路貨物運送業
事業規模5~15人
災害の種類はさまれ、巻き込まれ
被害死亡(1名)

【原因】

  • 誘導員を配置せず、労働者をフォークリフト付近に立ち入らせた
  • フォークリフトとトラックの運行経路などの作業計画を定めていなかった
  • 作業者同士の声掛け等、連携がとれていなかった
  • 雨天のため、狭い屋内作業場内で接近して作業していた

【対策】

  • フォークリフトの作業範囲内に労働者を立ち入らせない。やむを得ず立ち入らせる場合は、誘導員を配置する
  • フォークリフトやトラックの運行経路を含む作業計画を定める
  • 作業者同士の声掛け等、連携をはかる
  • 屋内作業場の範囲を広げる

参照元:職場のあんぜんサイト|厚生労働省

傾斜地でフォークリフトが転倒した

転倒したフォークリフトのヘッドガード部に胸部を挟まれ死亡した事例です。

被災箇所は傾斜地でフォークリフトの方向転換時にバランスを崩し、運転席から投げ出されて下敷きになったていたところを発見されました。

項目内容
業種商業
事業規模1~4名
災害の種類転倒
被害死亡(1名)

【原因】

  • 作業場所の状況に応じた作業計画が定められていなかった
  • 傾斜地という危険な作業場所にもかかわらず誘導員の配置がなかった
  • フォークリフト作業の危険性を作業員に周知していなかった
  • フォークリフト操作の運転技術および安全教育が不十分だった

【対策】

  • 作業場所の地形、貨物の種類や重量などに応じた作業計画を定める
  • シートベルトを着用する
  • 作業場や貨物の状況に応じたフォークリフト作業のリスク評価シートを作成し、関係労働者に周知徹底する

参照元:職場のあんぜんサイト|厚生労働省

フォークリフトで持ち上げた作業台が転落

工場建屋の増設工事において、ブルーシートのつり下げ作業を行うためフォークリフトに作業台(パレットの周囲を手すりで囲ったもの)を設置し作業員を載せて作業していたところ、作業台がブルーシートに引っ掛かったた際、作業台が落下し乗っていた作業員2名が被災した事例です。

項目内容
業種機械器具設置工事業
事業規模16~29人
災害の種類墜落、転落
被害死亡(1名)、休業(1名)

【原因】

  • 作業計画が不十分で、本来高所作業に必要なローリングタワーや高所作業車を用意しておらず、原則禁止されているフォークリフトでの高所作業をしたため

【対策】

  • 十分な作業計画を立てる
  • フォークリフトでは高所作業を行わない

参照元:職場のあんぜんサイト|厚生労働省

フォークリフトのマストとヘッドガードの間に挟まれた

持ち上げた荷物の崩れを直そうと、フォークリフトのマストとヘッドガードの間に入って作業していたところ、誤って足でレバーを操作してしまいマストとヘッドガード前部フレームに挟まれて死亡した事例です。

項目内容
業種特定貨物自動車運送業
事業規模30~99人
災害の種類はさまれ、巻き込まれ
被害死亡(1名)

【原因】

  • 危険な箇所に侵入し作業した
  • 被災者が、フォークリフト運転技能講習を受講していない無資格者であり、フォークリフトの構造、機能及び基本的な操作の要領等につき知識、技能に欠けていた
  • 事業所は無資格者にフォークリフト作業をさせていた

【対策】

  • 無資格者のフォークリフト作業を禁止する
  • フォークリフト作業の手順を明確にし、周知徹底させる

参照元:職場のあんぜんサイト|厚生労働省

運転席を離れた後にフォークリフトが動き出し、積荷に挟まれた

被災者は1名でフォークリフトを使用したはい付け作業をしていた際、作業が進んでいないことを不審に思った他の作業員が駆け付けたところ、作業に従事していた作業員がフォークリフトと積み荷に挟まれ死亡していた事例です。

フォークリフトはエンジンがかかったままで、フォークが再降下位置に降ろされておらず、サイドブレーキがかけられておらず、現場には若干の勾配があったことが確認されています。

項目内容
業種陸上貨物取扱業
事業規模
災害の種類はさまれ、巻き込まれ
被害死亡(1名)

【原因】

  • フォークリフト停車時の安全策がなされていなかった
  • フォークリフト作業の誘導者が設置されていなかった

【対策】

  • フォークリフト作業者への安全教育を徹底する
  • フォークリフト作業には誘導員を配置する

参照元:職場のあんぜんサイト|厚生労働省

フォークリフトを私用で扱い、子どもが死亡

フォークリフトに子どもを乗せて遊んでいた際、走行中のリフトから子どもが転落してしまい、車体の前方部分で頭を強く打って死亡する事故も発生しています。

当然ながらフォークリフトは業務用途以外の利用は禁止されており、私用で使うことはできません。過去にもフォークリフトに子どもを乗せて遊んでいた際に転落して死亡する事故が発生しているため、同じような事故を発生させないためにも仕組みづくりが大切です。

私用は厳禁である旨を周知する以外の対策では、業務時間外に利用する場合は申請と承認を必須にするなどが有効です。

なお、ここまでに紹介したフォークリフトの事故事例の原因は複数あるものの、共通している要因としてあげられるのは「安全意識の低下」です。安全意識の低下によって、作業への慢心や不注意が発生し、大きな事故に発展しています。従業員の安全意識を向上させるためにも、株式会社近鉄コスモスで実施されているような、フォークリフトの操作方法や危険作業を動画に収めるなどが効果的です。

▼フォークリフト操作の禁止事項を解説する動画マニュアル▼

安全教育に動画マニュアルを活用している事例は、同社以外にも数多くの企業で取り組まれており、有効な手段の1つとして考えられます。その他企業の安全対策の事例、安全教育の取組みや成果などを詳しく知りたい方は、以下の資料もあわせてご覧ください。

>>「『物流業の事例で学ぶ』動画マニュアルを使った安全教育の取り組みと成果(pdf)」を見てみる

フォークリフトの事故が発生する原因と具体的な対策

フォークリフト事故は、単一ではなく複数の要因が絡み合って発生します。それぞれの課題を知り、ひとつひとつ解消することは安全対策として非常に有効です。

主な要因として、以下のようなものが挙げられます。

人的要因運転者の操作ミス、経験不足、安全確認の怠慢、慣れ、焦り、思い込みなど
設備的要因点検・整備不良、タイヤ摩耗やブレーキ不良などの機械的故障、シートベルトや警報装置といった安全装置の欠如・不使用など
環境的要因見通しの悪い通路や死角、不十分な照明といったレイアウトの問題、フォークリフトと歩行者の通路区分不備、凹凸や傾斜、滑りやすい路面、整理整頓(5S)の不徹底など
管理的要因安全ルールや作業手順の不備・形骸化、不十分な監督・指揮、安全より生産性を優先する文化、ヒヤリハット報告がしにくい雰囲気、不十分な安全教育・訓練体制など

事故発生時は、当該者に責任を押し付けるのではなく、上記の中からどの要因が重なって発生した事故なのかを探ることが重要です

そのうえで、すべての要因に対して対策を講じることが、同様の事故の再発防止につながります。具体的な対策方法は、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

▼関連記事▼
フォークリフトの安全対策8例!事故を防止した改善事例や安全意識を高める方法も解説
ォークリフトのヒヤリハット事例集と対策まとめ!危険予知の事例もあわせて解説
フォークリフト安全教育の社内実施方法と事例を紹介

フォークリフト事故が発生した際の流れ

実際にフォークリフトが起因する労災事故が発生してしまった際、具体的にとるべき行動はなんなのでしょうか。

作業現場の安全衛生担当者として、実際に労働災害の処理や手続きにたずさわった筆者の経験をもとに、以下の4つのプロセスを解説します。

  • 医療機関への搬送指示
  • 労働基準監督署へ報告
  • 労災保険の手続き
  • 労働監督署の調査に対応

医療機関への搬送指示

労働災害発生時、なによりも優先すべきは被災者の救護です

緊急性があるならば救急へ、連れていけるのであれば近くの医療機関に連絡し、治療が受けられるか確認しましょう。

この際、可能であれば「労災指定病院」を選ぶことをおすすめします。労災保険の適用範囲内の治療であれば、被災者が治療費を負担する必要がないからです。事前に近くの労災指定病院がどこなのか調べておくと、いざという時スムーズに対応できます。

労働基準監督署へ報告

労働災害が発生したら、事業者はその旨を労働基準監督署に報告する義務があります

第九十七条 事業者は、労働者が労働災害その他就業中又は事業場内若しくはその附属建設物内における負傷、窒息又は急性中毒(以下「労働災害等」という。)により死亡し、又は休業したときは、遅滞なく、電子情報処理組織を使用して、次に掲げる事項を所轄労働基準監督署長に報告しなければならない。

引用元:労働安全衛生規則|e-Gov法令検索

具体的な方法として、「労働安全衛生法関係の届出・申請等帳票印刷に係る入力支援サービス|厚生労働省」内から労働者死傷病報告の申請が可能です。

労災保険の手続き

労働災害で被災者が休業する場合、事業者は補償責任を負う義務があります。

ただし、労災保険に加入していれば、4日以上の休業に対する補償は労災保険から支払われます(1~3日の補償は事業所に負担義務)。

引用元:労働災害が発生したとき|厚生労働省

労災保険給付申請の手続きは、基本的に被災した労働者かその親族が行います。

労災保険給付関係主要様式などは「主要様式ダウンロードコーナー (労災保険給付関係主要様式)|厚生労働省」からダウンロード可能です。

労働監督署の調査に対応

労働災害が発生したら、早急に原因を調査し再発防止の対策を講じましょう

さらに、場合によっては労働基準監督署から以下のような対応を求められることがあります。

  • 「使用者報告書」の提出
  • 「労働災害再発防止書」の提出
  • 聞き取り調査の実施

詳しくは以下の関連記事を参考にしてください。上記の具体的な対応方法に加え、労働災害事故について網羅的に解説しています。

関連記事:【わかりやすく】労働災害(労災)とは?定義や種類、発生する原因

まとめ:フォークリフト事故の現状を把握して適切な対策を講じよう

本記事では、フォークリフト事故の発生件数などをまとめ、過去に発生したフォークリフトが起因する事故7例を紹介しました。

フォークリフト事故は、実際に発生した事故事例を踏まえて、自社に適した対策を講じることが大切です。作業にあたる従業員に周知徹底するうえで、株式会社近鉄コスモスのように実際の動作やニュアンスが伝わる動画を利用することが非常に有効と言えるでしょう。

物流業に特化した動画マニュアル作成ツール「tebiki現場教育」であれば、従業員の安全教育を効率的に推進することが可能です。tebikiの詳細機能や活用イメージについて少しでもご興味がある方は、下の画像をクリックして、サービス資料をダウンロードしてみてください。


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