【2024年版】製造業必見！オススメのメディア15選

公開日：2024年2月13日
更新日：2024年2月13日

製造業界における情報収集は、経営、技術の進歩、企業の競争力の強化に不可欠です。

この記事では、製造業に従事する方、特に現場改善を目指す方やマーケティング担当者に向けて、役立つメディアを厳選して紹介します。分類は大きく「製造業の経営に役立つメディア」「技術・商品検索が可能なメディア」「業界全体の情報を提供するメディア」の3つに分けられ、それぞれのカテゴリーでオススメのメディアを紹介します。

紹介するメディアを読めば、最新の動向、モノづくりの技術、経営戦略など、製造業の多くの情報を得ることが可能です。
この記事を通じて適切なメディアから最新の動向を掴み、得た情報を企業の経営に活かしましょう。

製造業の経営に役立つメディア5選

製造業の経営において、情報収集は不可欠です。特に、現場改善を目指す製造業で働く方やマーケティング担当者にとってメディアは有益な情報源となります。

ここでは、製造業の経営に役立つメディアとして以下の5つのメディアを紹介します。

現場改善ラボ
ものづくり.com
工場経営ニュース
Japan Innovation Review
Collaborative DX

現場改善ラボ

現場改善ラボは、製造業の現場改善に特化した情報を発信するメディアです。
現場改善ラボは、現場の効率化や品質向上、コスト削減といったテーマに焦点を当て、具体的な改善事例や最新の技術トレンド、実践的なノウハウを豊富に掲載しています。

製造業における競争は日々激化しており、生産性の向上やコストの最適化は企業の存続に直結する重要な課題です。現代の製造業を取り巻く課題の中で現場改善ラボが紹介する情報は、現場の問題を解決し、経営の質を高めるために有益です。

また、現場改善ラボは最新の技術トレンドの情報にも精通しています。
例えば、IoT技術を活用した生産管理システムの導入事例など、先進的な技術を現場改善に取り入れることで、製造業が直面する課題を効果的に解決する方法を紹介しています。

さらに、現場改善ラボではWebセミナー（ウェビナー）やメルマガといった情報提供の場を設けていることが他のメディアと違う点で、見逃し配信を利用すれば過去の動画を閲覧することも可能です。また、メルマガは製造業の現場を改善するための最新情報を手に入れることが可能で、2024年1月時点で50,000人以上の登録者を誇ります。

ウェビナーの見逃し配信について興味がある方は、下記のリンクを参考にしてみてください。

今すぐ現場改善ラボのウェビナーをチェックする

また、メルマガで最新の情報を知りたい方はぜひ下記のリンクから登録してみてください。

今すぐ無料で現場改善ラボのメルマガに登録する

さらに特徴的な点として、製造現場のマーケティング担当者が現場改善ラボへ広告掲載ができることが挙げられます。現場改善ラボはSEOに優れているため、製造業の方の目に触れる機会が多く、広告を掲載するのに適したメディアといえるでしょう。

現場改善ラボへの広告掲載については、下記のリンクからお問い合わせができます。

今すぐ現場改善ラボの広告掲載のお問い合わせをしてみる

ものづくり.com

ものづくり.comは、製造業界の技術者や研究者約38,000人が集う専門メディアです。ものづくり.comは、モノづくりの現場での課題に対応するため、200名以上の業界専門家の知見を結集しています。
ものづくり.comの目的は、技術の細かな疑問から大規模な研究開発の課題まで、専門家と現場技術者をつなげることです。

ものづくり.comは、製造業に特化した約6,500件の専門記事を配信しており、無料でアクセス可能です。記事は、製造プロセスの最適化やコスト削減、品質向上など、現場で求められる具体的な解決策などを掲載しています。さらに、公開されている情報だけでは解決しきれない問題に対しては直接専門家に相談することが可能です。

ものづくり.comの最大の魅力は、コミュニティの力です。技術者や研究者が自らの経験や知識を共有し、互いに学び合える場を提供しています。また、新しい技術や材料や製造方法に関する最新情報が常に更新されるため、メンバーは業界のトレンドをリアルタイムで把握することが可能です。

工場経営ニュース

工場経営ニュースは、特に中小規模の製造業を対象に、経営に役立つ具体的なアドバイスを発信するメディアです。工場経営ニュースは、大手企業に偏らず、中小企業特有の課題解決にフォーカスしたコンテンツを豊富に揃えています。

例えば、「中小工場経営者のための事業継承のポイント」では、世代交代の際のスムーズな移行戦略や、後継者育成のための具体的な方法を解説しています。また、「3Dスキャナーで実現する製品検査」の記事では、最新技術を活用した品質管理の方法を紹介し、製造現場の効率化と品質向上といった有益な情報を発信しています。

工場経営ニュースは、コンテンツを「業界トレンド」「経営ノウハウ」「ビジネス」「調査・データ」「コラム・特集」という明確に区分されたカテゴリーに分けて発信しています。カテゴリー分けにより、読者は自分の興味や必要に応じて素早く情報を見つけ出すことが可能です。

Japan Innovation Review　

Japan Innovation Reviewは、日本ビジネスプレスが運営するプラットフォームです。Japan Innovation Reviewは、主に経営層を対象にアイデアや戦略に関する知識や知恵を発信しています。

Japan Innovation Reviewの魅力は、多岐にわたる「キーパーソンインタビュー」シリーズにあります。キーパーソンインタビューでは、各業界の経営者たちが直面する課題や、どのようにしてその課題を乗り越えたのかについて語っているので、有益な情報を得ることが可能です。

さらに、Japan Innovation Reviewは、デジタルトランスフォーメーション（DX）、サステナビリティ、人的資本経営といった話題に焦点を当てています。最新のトレンドやケーススタディが紹介されており、経営者が自社の戦略を練る際の有益な情報源といえるでしょう。

Japan Innovation Reviewは、競合他社がどのような戦略を採用しているのか知りたい、業界全体の動向を把握したいと考えている経営者にとって、特にオススメのメディアです。

Collaborative DX

Collaborative DXは、日本の製造業界の経営者に向けた情報発信メディアです。Collaborative DXは、デジタルトランスフォーメーション（DX）の推進に必要な知識、実践的な事例、先進企業の経営者インタビューなど、数多くのコンテンツを発信しています。

例えば、横河電機株式会社の代表取締役社長である奈良寿氏へのインタビューでは、コロナ禍における環境変化をビジネス成長のチャンスと捉えるための戦略が語られています。

Collaborative DXで得られる情報は、製造業の経営者が自社のビジネスモデルや戦略を見直し、新たな戦略を練るために有益です。

製造業の技術・商品検索ができるメディア5選

技術や商品検索を行うことで、新しい技術に素早く切り替えたり、欲しい部品を迅速に入手することが可能になります。生産技術や生産管理を行う上で、商品検索機能が備わっていると便利であることは間違いないでしょう。

ここでは技術や商品検索ができるメディアとして以下の5つのメディアを紹介します。

イプロスものづくり
ICOP
indexPro
製品ナビ
Aperza（アペルザ）

イプロスものづくり

イプロスものづくりは、BtoB市場に特化した日本最大級のデータベースサイトとして、製造業界内で高い評価を受けているプラットフォームです。イプロスものづくりは、製造業の幅広い製品情報を集約し、商品を紹介している点が特徴です。特に、人気製品のランキング表示機能は市場のトレンドを把握し、自社製品開発の参考にするのに役立ちます。

イプロスものづくりの大きな特徴の一つは、製造会社が自社の製品やサービスを登録し、広範な会員ネットワークに対して積極的にアピールできる点です。

アピールすることで製品の認知度向上や新たな顧客層へのリーチが可能になり、結果として販売促進につながります。

また、販路拡大を目指す企業にとって、イプロスものづくりが提供する販路代行サービスは市場開拓やビジネスチャンスの拡大に役立つでしょう。

ICOP

ICOPは、製造業界に特化した情報の集積地として、人と人、または人と製品をつなぐことを目的としたポータルサイトです。

ICOPは、製造業に関わる多くの製品や企業情報を網羅的に閲覧できるプラットフォームです。製品検索機能を利用すれば、具体的な商品の詳細や目的の商品を取り扱う企業の情報を簡単に確認できます。また、企業名から目的の企業が取り扱う製品群を探すことも可能です。

ICOPのサイト内では、最新の製品情報や製造業界に関連するニュースが常に更新されており、業界の最新動向を迅速にキャッチアップできます。

さらに、製造業界で活躍する方にとって有益な情報を集約した週刊のメールマガジンの配信も行っているため、業界のキーパーソンや最新技術に関する情報を手軽に入手することが可能です。

indexPro

indexProは、電子部品や産業部品に特化した情報を提供するプラットフォームです。indexProは、電子部品全般や電子計測器、自動化システム、工場設備など、製造業に関連する幅広い商品の紹介をしている点が特徴です。特定のニーズに合致する製品やサービスを探している企業にとって、indexProは有用でしょう。

indexProの最大の強みは、広範囲にわたる製品情報の網羅性にあります。ユーザーは製品を比較検討でき、代理店や取扱店の情報も同時に確認することが可能です。

製品ナビ

製品ナビは、工業製品に特化したポータルサイトです。製品ナビは、ものづくりに必要な製品やサービスを提供する企業と、製品やサービスを求める企業を結びつけることに特化しており、企業は無料で登録することが可能です。

また製品ナビでは、製造依頼を検討している企業が必要な製品やサービスを提供する企業を容易に見つけられるように設計されています。さらに製品ナビではバナー広告の掲載プランを提供しており、企業は自社の製品やサービスを広く宣伝することができます。

他にも、運営会社が発行する冊子「ProductNavi」への記事掲載も可能であり、企業は自社のビジネスをさらに詳細に紹介する機会が得られるでしょう。

Aperza（アペルザ）

Aperza（アペルザ）は、製造業界のデジタル化を牽引している、ものづくり産業向けのプラットフォームです。創業からの短期間で、約8,500社を超える企業が出展し、利用企業数8万社、利用者数50万人を超える国内有数の大規模プラットフォームに成長しました。

アペルザのサービスは、ニュースサイトやECサイトとラインナップを増やし、新型コロナの影響で需要が高まる「動画コンテンツ」をテーマとしたメディア「アペルザTV」もリリースしました。アペルザTVは半年で約30万人ものユーザーに利用されるなど、製造業界における情報の集約地としての役割を果たしています。

製造業全体の情報をお届けするメディア6選

製造業の企業に勤めていて、AIや新素材、物理学といったジャンルの情報を知りたいと思っている方も多いはず。

そこで、最新の製造業全体の情報をお届けするメディアを以下の6つに絞って解説します。

日経 xTECH（クロステック）
MONOist
工場タイムズ
TECH+
ニュースイッチ
労働新聞社

日経 xTECH（クロステック）

日経 xTECH（クロステック）は、ITや電機、自動車、建設、土木など、幅広い分野にわたる最新技術情報を発信するプラットフォームです。

日経 xTECHが発信する情報として、例えば自動車業界における電動化や自動運転技術の進展、IT企業やスタートアップ企業の動向などが挙げられます。

また日経 xTECHは、デジタルトランスフォーメーション（DX）の推進に関する具体的な事例や解説も行っています。製造業界におけるDXの推進は生産性の向上やコスト削減に直結するため、日経 xTECHを通じて、自社のDX推進に必要な知識を得ることは効果的だといえるでしょう。

MONOist

MONOistは、製造業界とものづくり業界に特化したプラットフォームです。MONOistは、最新の業界トレンド、展示会の紹介、技術解説記事など、製造業に関連する幅広いトピックをカバーしています。
そのため、開発や設計、物流などの各工程や、特定の産業に特化した製品製造に関する情報を求めるユーザーにとって、非常に有用な情報源といえるでしょう。

MONOistの大きな魅力の一つは、その使いやすい検索機能です。工程別や産業別のカテゴリー分けにより、ユーザーは自社のビジネスに直接関連する情報を迅速に見つけることが可能です。時間が限られている技術者や、特定の技術情報を迅速に入手したい業界関係者にとって便利な機能が満載なプラットフォームといえるでしょう。

工場タイムズ

工場タイムズは、製造業界を中心に、工場や物流業に携わる人々に向けた情報を発信するメディアです。株式会社インターワークスが運営する工場タイムズは、業界の最前線で活躍する人物、最新の製品やサービス、そして注目のイベントやニュースなど、多岐にわたるトピックをカバーしています。

メディアのコンテンツは、「話題」「特集」「エンタメ」「趣味」「ビジネス」「技術」「地域・暮らし」というカテゴリに分けられており、読者は自分の興味や必要に応じて情報を選択しやすくなっています。

工場タイムズのエンタメや趣味関連のコンテンツは、モノづくりの楽しさや面白さをより多くの人に伝えることで、製造業界への関心を高める効果も期待できるでしょう。

TECH+

TECH+は、株式会社マイナビが提供するテクノロジー専門の情報メディアで、月間約320万のユニークユーザーと約510万のページビューを誇るメディアです。TECH+は、テクノロジーに関する情報を幅広いビジネスパーソンにわかりやすく伝えることを目的としており、約21万人の会員が登録しています。

TECH+では月間に900本ものニュース記事を提供しており、製造業界の最新動向や新商品の販売情報、企業の経営戦略に関するニュースが含まれます。

TECH+の特徴は、情報の豊富さと質の高さです。テクノロジーに関する情報が専門的であるにもかかわらず、ビジネスパーソンが理解しやすい形で提供されている点が大きな強みです。

ニュースイッチ

ニューススイッチは、日刊工業新聞社が提供する、製造業界の最新情報を若手ビジネスパーソンに向けてわかりやすく解説するメディアです。ニュースイッチは、電子工学から自動車、航空、宇宙産業、さらにはメカトロニクスや機械工学、そして建築や土木工学に至るまで、製造業界の幅広い分野に関する専門知識を発信しています。

ニューススイッチのコンテンツは、日刊工業新聞の記者と外部の専門家が協力して作成しており、その情報の信頼性は非常に高いです。ニュースイッチは、製造業界における最新のニュースやトレンドを簡潔かつ理解しやすい形で発信することを目指しています。そのため、読者は専門的な知識を手軽に手に入れることが可能です。

労働新聞社

労働新聞社は、経営、人事、労務に関連する情報を提供する専門メディアです。労働新聞は、法律の専門家や人事労務の専門家から高い評価を受けており、特に長時間労働、ブラック企業の問題、メンタルヘルス不調といった労務問題に対する対策方法に関する記事が充実しています。

労働新聞や安全スタッフの定期購読者には、労務関連の疑問や問題について無料で質問できるサービスがあります。専門家からのアドバイスを直接受けられるため、複雑な労務問題に的確に対応することが可能です。

メディアの特徴を知り、最新の情報を手に入れよう【まとめ】

この記事では、現場改善ラボから始まり、ものづくり.com、工場経営ニュース、Japan Innovation Review、Collaborative DXに至るまで、幅広いジャンルのメディアを紹介しました。

また、イプロスものづくり、ICOP、indexPro、製品ナビ、Aperza（アペルザ）は、最新の技術や商品を探すのに不可欠です。

さらに、日経 xTECH（クロステック）、MONOist、工場タイムズ、TECH+、ニューススイッチ、労働新聞社は、業界全体の情報を網羅しており、製造業に勤める方にとっては価値のある情報源となります。

この記事で最初に紹介した現場改善ラボはウェビナー、メルマガ、広告掲載などの幅広いサービスを提供しています。