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マニュアル作成やOJTの工数削減!
接客の所作や業務の動きを伝えるには動画がベスト

株式会社ハングリータイガー

  • 業種 :飲食
  • 従業員数 :501~1,000名

お話を伺った方:日野店 店長 村山 和夫

  • 課題

    • 紙マニュアルでは業務が伝わりにくい
    • 動画マニュアルの作成に編集スキルが必要で担当に業務が寄る
    • 動画見たか、業務ができるようになったかなど教育の管理ができない
  • 効果

    • 動画で業務が伝わりやすくなった
    • 動画編集が楽になり、誰でも動画マニュアルが作成できるようになった
    • 動画閲覧、業務習熟度など教育の管理ができるようになった

正しい業務手順が要求されるキッチン業務や接客のホールスタッフの新人教育などでtebikiを活用

貴社の事業内容と、tebikiの対象業務を教えてください。

村山さん: 当社は、横浜市を中心にオリジナルハンバーグとステーキの専門店を12店舗展開しているチェーンレストランです。炭火焼き牛肉100%のオリジナルハンバーグが看板メニューで、熱々の鉄板で運び、最終調理をお客様の目の前で行うスタイルの元祖とも言われています。

私たちのこだわりは、ガスも電気も一切使用しない、炭火100%で肉を焼く、そして、訓練された従業員を数多く配置し、接客も呼び出しボタンやドリンクバーなどのセルフサービスの要素は採用せず、確かなホスピタリティ(おもてなし)を提供できるように人材教育に力を入れている点です。

tebikiの対象業務は、具材の準備手順や具材の切り方などの調理手順がメインで、その他ホールのオンボーディングや店舗ごとの業務手順変更やルール変更などの連絡ノートとしても使っています。

肉を調理している様子

動きの連続である調理手順や接客の所作などの「人の動き=業務ノウハウ」は文字では伝わらない

どのような課題があったのでしょうか?

村山さん: 動画マニュアルtebikiを導入する以前は、紙マニュアルで社員やスタッフの教育をしていましたが、文字情報だけでは業務手順が伝わりにくく、接客における細かい所作、調理手順など人の動きである「業務ノウハウ」の部分が特に伝わらないなと感じていました。

伝わらない部分はOJTを行い、新しく人が入る度に同じOJTを繰り返して実施し、非効率だなと感じていましたし、また、人によって教え方や教え方の丁寧さなどにムラがあり、業務品質に不安を感じていました。

動画なら伝わりやすいんじゃないかと思い、自分たちで動画マニュアルの内製化に取り組んでみましたが、動画編集はやはり一定のITスキルがないと難しく、仮に動画編集ができる人がいてもマニュアルの作成、更新業務が特定の担当者に集中し、属人化してしまい、うまく動画を活用するにはいたりませんでした。

また、仮に編集業務がなんとかなっても動画をアップする先はYouTubeなどの動画共有サイトしかなく、誤って世の中に動画を公開してしまわないように気を付けながら運用していくのはリスクも高く、内製化を諦めた過去があります。

紙のマニュアル

tebiki以外にも動画マニュアルツールを検討したが、動画編集の操作もコスパも抜群だったtebiki

tebikiの導入経緯や当時のエピソードなど教えてください。

村山さん:動画マニュアルtebikiを見つけたのはGoogle検索だったと思います。いくつかツールのHPを見て、現場でも動画編集が簡単にできるように編集の操作性を重視して調べました。
HPを見る限り、tebikiが一番編集が簡単そうだなと思い、資料を取り寄せました。そして、tebikiの担当の方にサービスデモをしてもらったんですが、これならIT知識やスキルがなくても直感だけで動画マニュアルが作成できると確信し、導入を決めました。

導入時に気になったのは、やっぱり導入に係る費用やサポート費用でした。サービスの詳細を聞くと、動画マニュアルtebikiは月額数万円から利用でき、解約までずっと無料のサポートがつくと聞いて価格の妥当性を感じました。また、動画だけでなく文書にも対応しており、一元的にマニュアルの管理もできます。

さらには、いつ・誰がマニュアルを見たか、どの作業ができて、まだできなくていないかが一目瞭然に分かるので、スタッフの業務習熟度も管理でき、そこらにある動画作成ソフトではないと気づきました。解約まで続く無料サポートや、スタッフ教育全般に活用できるツールだと知った時は、月の数万円というコストに対するパフォーマンスの良さを強く感じました。

これらのメリットを上司に動画マニュアルtebikiの導入を打診すると、すぐに理解を得られ、すんなり稟議が通ったのを覚えています。tebikiは単なる動画作成ソフトではなく、社員教育ツールとして理解を得られたのがポイントだったと思います。

キッチンの業務では細かい作業や動作の流れ、接客では細かい所作が重要になってくるので、業務手順が分かりやすく伝えられる動画マニュアルが簡単に作成できるだけでなく、動画マニュアルの共有や教育管理、担当のサポートを受けながら作る作成計画表、わからないところはすぐに質問できる無料サポート、これらが一つにまとまったtebikiのコストパフォーマンスは高いねと上司も話していました。

作業を撮影している様子

OJTの工数とマニュアル作成の工数が削減。教育のコストが大きく減った

tebikiの導入効果を教えてください。

村山さん: 今までは紙マニュアルで伝わりにくいところはOJTでトレーナーが教えていたのですが、今では「tebikiを見ておいて」の一言で済みます。特にアルバイトの方や調理未経験の方には紙では伝わらず、トレーナーがOJTで教育していましたが、動画を見せることで、キッチンやホールなどの現場に出る一歩前までレベルアップさせることができ、スタッフの業務習熟度は本当に上がったと思います。

また、「tebikiを見ておいて」の一言で済むので、当然OJTの時間や回数もぐっと減りました。良い意味で期待してなかったのですが、いつでもどこでもその気になれば動画を見れる環境になったことで、業務時間外で動画を見て自習する方も出てきました。

ちなみに、コスト削減という文脈では、マニュアル作成の工数も削減できたと感じます。紙マニュアルだと、なんとか伝えようとわかりやすい文章を考えるのですが、それがけっこう手間になっていて、少しでもイメージが沸くように画像やイラストも添えていたのですが、その画像やイラストを入れる作業もちょっとした手間になります。tebiki導入後は、普段の調理をスマホで撮影し、具材のカットや準備などの業務の動きを見せながら「こんな風に」で済みますので、話す台本も不要です。

コスト削減とは別で、tebikはクラウドで動画を共有するのでキッチン現場に動画マニュアルを持ち込むことができるようになり、忘れてしまいがちな頻度が低い業務も、その場で業務手順を確認することができ、生産性も上がったなと思います。

tebikiを使用している様子

新人トレーニングなどの人材教育だけでなく、安全教育や多能工など活用の幅はまだまだ増やせる

今後のtebikiの活用の展望をお聞かせください。

村山さん:新人のトレーニングが中心になっていますが、ベテラン社員のスキルアップや技術伝承としても活用していきたいと思っています。
また、安全教育としても利用できるんじゃないかと考えています。キッチンでは包丁やスライサーなど使い方を誤ると怪我をしてしまったり、熱い鉄板も持ち方を間違えてしまうと火傷してしまうので安全教育にも力を入れたいと思っています。

動画なら正しい業務のやり方を伝えるだけでなく、誤った手順による事故をビジュアル的に見せられるので、業務に潜む危険性を正しく理解でき、動画と安全教育は相性が良いんじゃないかと思っています。将来的にそういう教材を用意しようかなと考えています。

もう一つ可能性として考えられるのが、「多能工」です。「多能工」を進めるにあたって大きな障害は教育コストです。動画マニュアルtebikiがあれば、自習が可能なのでホールを担当している方が、動画で調理手順を覚えることで、ホール担当としてもキッチン担当としてもシフトに入れて、柔軟にシフトを組めるようになるんじゃないかと思います。

調理場の様子