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製造現場の教育を全社的にIT化。作業ノウハウを凝縮したデータベースを構築。

堺化学工業株式会社

業種
化学製品を製造・販売する総合化学企業

お話を伺った方
経営戦略本部 経営企画部 中尾様
小名浜第一工場 志水様

課題
  • 工場新設時に大量の作業マニュアルを作成する必要がある
  • 業務範囲が広く膨大な作業ノウハウが属人化
  • 紙マニュアルは作成する時間もなく、作成しても理解しにくい
効果
  • 動画にすることで理解度が段違いに向上
  • 教育をする側も、受ける側も負担が軽減
  • 作業ノウハウの属人化を防ぎ標準化

化学製品の製造現場で作業ノウハウや、総務・労務システムのマニュアルをtebikiで作成してます。

貴社の事業内容とtebikiの対象業務を教えてください。

中尾さん:堺化学工業は、大阪府堺市に本社を置く酸化チタンなどの化学製品を製造・販売する総合化学企業です。無機材料を中心に長くビジネスをしていて、樹脂製品、医薬品など幅広く展開をしています。メインは志水が扱っている酸化チタンです。様々な製品を、小さく手広くカバーするのが特徴ですね。なので、ノウハウも多岐に渡るし、お客様の業界も様々です。

志水さん:現場の作業ノウハウと、総務や労務関連のシステムマニュアルをtebikiで作成してます。昨年一年間を振り返ると、コロナもあり人の移動もできない。工場のシステムが更新されると、本社から小名浜に人が説明に来るっていうのがあったけど、できなくなりました。そこをオンラインのtebikiで代用しています。

動画で生きたマニュアルを作りたい。全社導入を見据えたITツールを探していました。

どのような課題があったのでしょうか?

志水さん:ここ数年間、小名浜地区では工場の新設が続いています。工場新設は、私もそのメンバーの1人ですが、今も小名浜は、工場の新設が続いてる状況です。新しい工場の設備は、誰も見たことないし、逆に作る側もわからない。新設備なので、ゼロベースです。例えば、コンプレッサーを入れたとして、そもそもコンプレッサーってどこにあるの?という話から始まる。それを文章で作るくらいなら、動画で作って映像で流した方が、理解度は文章よりも遥かに上がってくると思います。どうせなら生きたマニュアルを作りたいと考えてました。その方が活用範囲も広いと思ったんです。

外国人の教育も課題でした。小名浜の拠点ではベトナム人の技能実習生が増えてきています。作業者がボディランゲージで頑張ってコミュニケーションをとってる。日本語を話せない人も多い。頑張って気合いで教えて、理解をしてもらってます。複雑な作業ではないけど、やっぱり伝わってないみたいなところはありますね。

中尾さん:社長の方針で、社内のIT化をここ2年進めていました。オフサイトでIT化プロジェクトを立ち上げ、最初のメンバーとして志水もいました。全社でIT化の花火を打ち上げるようなツールってなんだろう?みんなが使えるツールってなんだろう?っていうのが課題でした。1つの部署だけでIT化しても意味がなくて、全社で、どの部署でも、どの業種でもやらないといけないと思っていました。弊社の製品は種類も多く、色んなノウハウがありますが、そのノウハウが会社のパンフレットにも書いてあるか?というと、書いてありません。私達は少数精鋭の部隊です。従業員一人ひとりに任せられている仕事の範囲が広い。志水も現場も知ってるし、IT化も推進するし、社長にも直接業務報告するし、みたいに業務が幅広いです。業務範囲は広いし、人の入れ替わりもある中で、いちいちノウハウを紙に残すこともなく、そんな時間も労力もなく、色んなことが属人化してました。動画だったら情報量も多いし、文章を書くのが苦手でも、自分が知ってるノウハウを簡単に録画できます。

マニュアル作るのも大変だし、デジタル化するのも大変だから悩んでましたね。ワードでやるの?エクセルでやるの?みたいな。文字化するのも難しいんですよね。専門的なノウハウで、当たり前と思ってることを、文字にするのは難しいじゃないですか。マニュアルって大変だなあ(笑)だから、動画がいいんじゃない?全く知らない人が理解できるマニュアルが必要でした。昔は、いわゆるOJTで誰かのやるところを見ながら学んでたけど、今はそうじゃない。なのにマニュアル作ってね、といっても作れない現状がありました。そんな中、志水の紹介で私もtebikiを知りました。色んなツールを探す中で、ノウハウの共有をするのに、tebikiが良いんじゃないかな?となったんです!

志水さん:マニュアルを作るタイミングって、他の業務も忙しいときなんですよ(笑)例えば、工場の立ち上げ時ですね。立ち上げもしないといけないし、でもマニュアルも欲しいみたいな。マニュアル作れと言われても、「いやいや時間ないよ」みたいな。設備メーカーさんのマニュアルはあるので、それを見ながら実際の作業のときに動画を撮ってしまえば、楽だなと。それが動画の強みです。設備メーカーさんのマニュアルを噛み砕いて、自分たちのマニュアルにするのって大変なんです。最近、海外製の設備を導入しました。すごく分厚いマニュアルが翻訳されて来るんですが・・・。作業に関連する大事なところをピックアップすると2、3枚なんだけど、その2、3枚がまとまってないんですよ。分厚いマニュアルからまとめるのは無理。全部を知ろうと思ったら、分厚いものを全部見る必要あるけど。全部知る必要のある人も少数です。

中尾さん:新設設備を立ち上げるときは、取説と作業の安全マニュアルに落とす必要があるけど、忙しい時期に作らないといけない。取説をマニュアルを落とし込むのが難しいってことだよね。今まで使ったことがない設備なら、マニュアルを作成する我々も使ってみないとわからない。動画を撮影しっぱなしで試運転して、良いとこ取りでマニュアルが作れるのが良いですよね。

動画で現場作業を標準化。教育の負担は減り、理解度も段違いです。

tebikiの導入方法とその効果を教えてください。

志水さん:小名浜地区の工場で、新しく導入した設備の起動、運転、停止のマニュアルをtebikiで作りました。tebikiで動画を見てもらいながら、作業者に作業をしてもらってます。設備の操作パネルっていうのは、ボタンを押すと画面が切り替わるけど、画面が切り替わるのを口頭で説明してもわかりにくいですよね。動画だと次どういう画面になるか、イメージできるのは大きいです。実際のタッチパネルのどこにボタンがあるかもわかる。これは理解度が段違いです。

1つのマニュアルを閲覧する頻度はそこまで多くないですが、システム全体として色んなノウハウが蓄積されて、tebikiの稼働率が高くなってくることに価値があると思ってます。まさに堺化学の作業ノウハウが凝縮されたデータベースですね。わからないことがあったら、tebikiを見るという「文化」を一歩ずつ築いています。

今は現場専用のモバイルがないので、私の業務用携帯を使って作業者に見せてます。それでもかなり効率化しました。IT化の一環で、作業現場にもデバイスを準備しようとは思ってます。それができれば、私がつきっきりでやる必要がなくなるし、作業者は動画を見ながら1人でも作業ができるようになる。教育をする側も、受ける側も、負担が減ると思いますし、属人化を防げます。まさに標準化ですね。

中尾さん:tebikiがいいなって思ったのは、我々の課題と直結してたからです。私としては、IT推進担当としてITツールを導入すると、その使い方を教えないといけないですよ。説明会をやって使い方を説明しても、実際に使う時期と間隔が空いてしまうと、実際使うときに「あれ?どうやるんやっけ?」となりますよね。作業頻度が低い場合は、やっぱり忘れますよね。FAQみたいな活用方法も考えていました。例えば、新入社員研修で、新入社員は真面目に話を聞きます。ただ、実際にやるときには忘れてる。そこで先輩社員は説明し直す。優しく教えるけど、内心「また聞かれたよ」と思ってるわけです。そういったことがなくなるようにしてます。

新入社員に限った話ではありません。知的財産部でもtebikiを使っていて、特許検索方法を見られるようにしてます。そのノウハウを知りたいというのも、いざとなったら忘れてるので、それをフォローするためにtebikiでノウハウを溜めています。困ったときに「これ見てくれたらいいよね」としてますね。

今までは、自分のパソコンにしかノウハウが入ってないみたいなことはありましたね。自分の部署では見れるけど、現場では見れないよと。せっかく作ったものが見れないのは意味がない。動画で技能伝承しようという取り組みは以前からあって、その成果物が動画でした。作るんだけど、共有する場がなかったので、それをクラウドサービスであるtebikiに移植しています。

志水さん:現場でもタブレット、モバイルは増える流れにあるので、「間違いなく現場でtebikiが使えるよ」っていう実例を増やして、みんなが動画を見ながら実際の作業ができる環境整備を進めています。クラウドサービスなので、QRコードでURLを作成したりできればなと思ってます。設備に貼り付けて導いてあげれば、必要なときに必要なマニュアルを見られる環境が整うと思ってます。

tebikiは現場が求めることを実現している。難しいシステムは現場で使えないですよ。

最後に、tebikiのオススメポイントを教えてください!

志水さん:まず、直感的に使える。それにつきるかなと思います。普段、スマホに慣れている人なら、使い方を教えなくても、使えます。最初に、使い方を教えてって言われることもありましたが、一連の流れを教えたら、30分もかからず理解してもらえたし、それ以降、質問されることもないです。そういったシステムなので、すごいなーと思ってます。

例えば、大阪からいわきに異動になっても、tebikiのようなITシステムはシームレスに視聴できるのも良いところです。異動すると、今まで利用できていたものが見られなくなるとか、使い方がわからないみたいなことがある。そうすると、社内で問い合わせる手間が発生しますよね。tebikiでは、そういうこともない。ノウハウの共有がクラウドで簡単にできています。

中尾さん:本当に使いやすいですよね。おすすめのポイントは、自動翻訳。みんな驚いてます。例えば、コンプライアンス・リスク管理推進部や品質環境安全部などでは、全社員向けに講習会をやったりすることがあるんですが、現在、新型コロナの関係で集会できない状況があります。そこで、パワーポイントでスライド作って動画マニュアルにしています。私はほとんど教えてないけど、まさに今日やってますよ。

あとは音声は入れるのがおすすめです。恥ずかしいけど、声がないと画面操作が早くなったりするんですよね。音声を入れながら、作成すると良い具合に作成できるんですよ。

志水さん:あと、他のマニュアルサービスと違うのは、オフライン再生だと思ってます。1回再生したマニュアルは、ネットワーク環境がなくても閲覧可能。オフラインで見られるのは強いですね。工場の中には、ネットワーク環境がないんですよね。WiFiもない。将来的にはWiFiも強化されると思いますが、現時点でネットワーク環境がなくても、使えるというのは大きな利点ですね。

中尾さん:全社でIT化を進めてますが、全社でWiFiを整えようとすると、コストもすごい。時間もかかるし大変。なので、今すぐ使える、しかも現場でってなると、オフライン再生は非常に重要になります。

志水さん:本当にそうですね。極端な話、山奥みたいなこともありますよね(笑)
オンラインならどこでも見られるし、どこからでも動画をアップできるというのは魅力ですね。パソコン操作はオフィスだけど、現場の動画は現場で撮って、そこでアップして、次の動画を撮って、またアップして、編集はオフィスに戻って行います。そういった使い方ができるのも、非常に良いですね。「よし!これからマニュアル作ろう」って思っても、腰を上げるのは大変。作業をしながら、ついでに動画を撮っちゃって、あとは少し編集するだけで済むので精神的に楽です。マニュアルを作るためだけに、わざわざ設備を立ち上げるのは面倒ですよね。

中尾さん:モバイルで使えるし、試運転の動画がマニュアルになる。

志水さん:作業の練習をしながら、マニュアルを作れる。本当に効率的です。こういうことができるシステムって他にないんじゃないですか。他の教育システムは、オフィスでマニュアルを作るってことを前提にしてないですかねー。

中尾さん:動画編集ってつい凝りたくなりそうじゃないですか?でもマニュアルにはそんなに細かい編集機能はいらないですからね。tebikiは現場が求めることを考えられてる。難しいシステムは現場で使えないですよ。

志水は「文化」といってましたが、私は「空気」を作っていきたいと考えてます。そういう雰囲気になれば良いなあと思ってます。まだ道半ばです。

志水さん:「空気」のように使っていくためには、ソフトの面だけでなく、ハードの面も必要になってきますね。インフラ的な整備も堺化学の課題として進めていきます。

中尾さん:tebikiって便利だよねーとまずは思ってもらい、ハードも必要だよねーって思ってもらい、環境を整え、tebikiを堺化学の「空気」にしていきましょう!

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