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衛生管理教育を徹底し、食肉の安全性を確実なものとするために動画マニュアルを活用!

株式会社大商金山牧場

  • 業種 :製造
  • 従業員数 :101-500名

お話を伺った方:品質保証室 佐藤様

  • 課題

    • 拠点によって衛生教育の質にバラツキがある
    • 文章や写真だと微妙なニュアンスや危険度が伝わりづらい
    • 教育内容が属人化してしまっている
  • 効果

    • 拠点毎に異なる衛生教育が統一された
    • 文章や写真だと伝えきれない動きを正しく伝達可能に
    • 教育内容の属人化がなくなり、教育負荷も半減

安心安全な食肉を消費者に届けるため、衛生管理教育でtebikiを活用しています。

貴社の事業内容と、tebikiの対象業務を教えてください。

佐藤さん: 大商金山牧場は、「食」への安心・安全を最優先に考え、食肉の生産から、加工・販売まで、お客様のあらゆるご要望に沿った製品を提供している山形県の総合食肉会社です。ISO22000、FSSC22000を認証取得したミートセンターと全国初導入の実績をもつ豚肉トレーサビリティシステムを持ち、食肉の安全供給に全力を注いでいます。自社ブランド豚「米の娘ぶた」を中心に、味に定評のある庄内産の豚から一般豚にいたるまで、お客様のご要望に合わせた豚肉をご提供しております。tebikiは安心安全な食肉を届けるために不可欠な、衛生管理教育や、外国人実習生教育、豚や牛の飼育業務、豚肉の脱骨および整形作業、加工食品製造に携わる新人教育マニュアルにて利用しております。

FSSC22000取得拠点とそれ以外の拠点での衛生管理教育にバラツキがありました。

どのような課題があったのでしょうか?

佐藤さん: 今までは各拠点ごとに、紙のマニュアルやOJTで新人教育を行っていたのですが、FSSC22000取得拠点とそれ以外の拠点で衛生管理教育に大きなバラツキがありました。具体的には、教育者が職人気質な方が多く、自分の教えやすい形で教育しているため、簡略化されてしまっている部分や時間経過とともに会社の基準とずれた教育を行っておりました。また、現場にはベトナム実習生が多くいるのですが、言語の壁で伝えたいことが正しく伝わっていないということも多々ありました。また、文章、画像によるマニュアルだと細かいニュアンスや危険度が伝わりづらいという課題もありました。現場に慣れていない新人のスタッフは危険やリスクに対する感受性が低く、紙マニュアルでの教育に限界を感じていました。

佐藤さん: 食肉の安全を確実なものとするために、全拠点における衛生教育内容の統一と新人スタッフの安全衛生意識の向上が必要だと考え、一本化した衛生教育内容の動画化を検討しました。一度は内製化で動画マニュアルを検討しましたが、自社サーバーだけではデータ容量が足りなかったり、現場内Wi-Fiがなくクラウド管理もできなかった等の障壁が多く、動画マニュアルの利用を一度は諦めました。そのような中tebikiを知り、抱えている課題の多くを解決できると思い導入を決めました。

『中途採用でこんなにしっかり教えてもらったのは初めてでした。』と、とても好評です。

tebikiの導入方法と、その効果を教えてください。

佐藤さん: まずは、品質保証室が新人教育マニュアルの作成から始めました。拠点ごとに任せっきりで、どのような教育が行われているのか分からなかった新人教育マニュアルを食品安全マネジメントシステムの教育内容を元に全社共通のマニュアルとして作成しました。今ではtebikiマニュアルを閲覧してもらうことで会社全体の新人教育の質が向上したと実感しています。
また、tebikiの自動翻訳機能を活用することで、年に3~4名受けいれている外国人実習生向けのマニュアル作成、教育コストが削減しました、今までは外国人実習生用の翻訳マニュアルをイチから作成していたため、紙マニュアルを膨大に作成しないといけませんでしたが、tebiki導入後は紙マニュアルを作成する必要が無くなりました。内製化で一度動画マニュアルを作成したことがありますが、tebikiでの動画作成は非常に簡単で作成時間は半分以下でした。

佐藤さん: 新人教育マニュアルが統一されたことにより、これまでトレーナーが付きっきりで新人教育を行っていましたが、付きっきりで説明することがなくなりOJTの教育工数は5割程度削減できました。教育時間が削減されただけではなく、重要なのは教育の質も向上しているということです。実際に中途採用で入社した方に衛生管理マニュアルを閲覧してもらったところ、中途採用でこんなにしっかり教えてもらったのは初めてとの事で好評でした。本社では把握しきれていなかった拠点ごとのマニュアルがtebikiの中で一元管理できるので、質の高い拠点のマニュアルを会社の基準として水平展開することで、会社全体の衛生教育レベルの底上げにも繋がっていますね。

今後はさらに衛生管理教育からtebikiの利用範囲を拡大していきたいと考えています。すでに少し着手しておりますが 豚・牛の生産飼育業務や豚肉脱骨・整形及び部分肉製造業務、スーパーや飲食店さんに向けた卸業務の新人マニュアル、技術継承での利用も考えております。

tebikiは機能開発のスピードが本当に早いです。リリースされたテスト機能はフル活用しています!

最後に、tebikiのオススメポイントを教えてください!

佐藤さん: tebikiの機能改善、新機能実装のスピードが早いことです。新機能が実装されるとすぐに連絡をくださり、運用方法に沿った利用方法を提案していただけるのでイメージしやすいです。直近でリリースされたテスト機能はフル活用しています!新人の部署配属後に衛生管理のコースを閲覧してもらっているのですが、テスト機能のリリースにより本当に理解ができているか理解度を図ることができるようになりました。

佐藤さん: 他にもオフライン再生機能は社内でも好評です。どうしても拠点によってはWi-Fi環境が整っていない拠点もあるのですが、tebikiは一度事務所で再生した動画を工場に持ち込んで閲覧することができるので重宝しております。また、tebikiはサポート面も手厚いので、本当におすすめです!