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作業前にQRコードから動画を確認。
新人OJTを3割削減しました。

株式会社テック長沢

  • 業種 :製造
  • 従業員数 :101-500名

お話を伺った方:専務取締役 長澤様

  • 課題

    • 紙のマニュアルでは動作を伝えきれない
    • 指導者によって教えるポイントが異なる
    • 作業分析ソフトでの動画編集が難しく、運用が進まない
  • 効果

    • 正しい動作をいつでも見れる環境に
    • 標準化されて指導する側、受ける側共に精神的な負担が減った
    • かんたん編集、QRコード読み取りで運用が進んだ

お客様の多様なニーズに高い技術力で応えるため、tebikiを活用しています。

貴社の事業内容と、tebikiの対象業務を教えてください。

長澤さん: 弊社は素形材部品の切削加工をコア技術として、自動車や燃料電池などのエネルギー関連、自動化設備などの分野で部品製造・装置組立を行っています。職人が作る小ロット多品種の高精度部品から、自動化した量産ラインでの量産部品まで対応し、手のひらのサイズから数メートルの大物まで様々です。お客様の多様なニーズにあわせて社内で一貫対応できる技術力の高い組織を構築しています。そのため、社員の教育訓練をとても重視しております。
tebikiは現場の作業標準をはじめとして、社内システムの操作方法や社員研修など全社で幅広く活用しています。

やって見せて、やらせてみせた後でも重要な細かな違いを教えることに苦労していました。

どのような課題があったのでしょうか?

長澤さん: マニュアルはエクセルやワードを使用して写真と文字で作成していました。パソコン画面で見たり、印刷して使用していましたが、実際の動作が上手に伝わらず指導に苦戦することが多々ありました。指導者も自分自身の動作を客観的に見ることができないので、やって見せて、やらせてみせた後でも重要な細かな違いを教えることに苦労していました。また、文書マニュアルではその作業の根拠や事例まで網羅されておらず、指導者により教える内容に濃淡が発生してしまい、結果として教育の成果にもバラツキが発生していました。

長澤さん: tebiki導入の少し前からビデオカメラと動画編集ソフトを使って動画マニュアル化を試みましたが、操作が難しく手間がかかり、作成できる人も限られてしまうため一部に限定され、なかなか運用が進まない状況でした。そんな中、tebikiを知りこれらの課題をすべて解決できそうだと思い導入を決めた次第です。

「時間がたっていつのまにかオリジナルの動作に変わってしまう」ということが減りました。

tebikiの導入方法と、その効果を教えてください。

長澤さん: tebikiを活用できる部署をいくつか選定し、プロジェクトを組みました。動画撮影のコツや編集のポイントなど、tebikiから支援をしてもらいながら導入を進めました。tebikiのマニュアルは一つ一つQRコードに変換することができるので、製造現場にタブレットを設置して、QRコードを掲示しました。タブレットに触るとtebikiかQRコードリーダーのいずれかがすぐに起動できるようにして、慣れていない人にも少ない動作で使えるように工夫しています。タブレットでQRコードを読み取るとすぐに目的の動画マニュアルが開くので、使いやすいですね。

長澤さん: これまでは指導者が何を一番重視するかによって、指導するポイントに差が生じていましたが、tebikiで動画マニュアルを導入してから教育の質が一定になりました。受講者側は一度学んだ後でも不安に思った時にすぐ確認できるので、「時間がたっていつのまにかオリジナルの動作に変わってしまう」ということも減りました。定期的に作業観察を行って動作に誤りがないか、改善できるところがないか確認しておりますが、動画で記録すると客観的に見ることができて指摘も楽になりました。また、正しい動作がいつでも見れる様になったため、指導する側、受ける側共に精神的な負担が減り品質や生産性の向上につながりました。

撮影から編集、閲覧までシンプルで使いやすい!

最後に、tebikiのオススメポイントを教えてください!

長澤さん: 最初は作業分析用のソフトウェアで動画編集していましたが、とても使いづらかったです。tebikiは作成の段階で動画の撮影から編集までの流れがとてもスムーズで、シンプルに使い勝手が良いと思います。スマートフォンでtebikiからカメラを起動して撮影すれば、保存ボタン一つでそのままtebikiに動画がアップロードされます。撮影後、席に移動してパソコンを開けばすぐに動画編集に入れます。いちいちカメラからUSBデータを取り出したり、動画アップロードしたりダウンロードしたりという手間がないので楽です。ブラウザ上で動画編集ができますので、どのパソコンからでも編集でき、動画編集できるパソコンが決まっていることもなく、ソフトウェアのインストールやライセンス管理などの手間もないのは導入支援部門からしても楽ですね。撮影や閲覧はタブレットで行いますが、編集はやっぱりパソコンで行うのが良いと思います。また、閲覧時は外国語の切り替えがドロップダウンリストから選ぶだけで切り替えられるので、言語ごとに専用の動画を用意したり、それを管理したりする手間もないです。毎月のように新規機能のリリース通知が届いていますので、より使い勝手のよいものに成長していくのが楽しみです。