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『2022年版ものづくり白書』によると、2022年の製造業における高齢就業者数 (65歳以上) の割合は8.7%であり、2002年度の4.7%から約2倍も増加しています。一方で、若年就業者数 (34歳以下) の割合は2002年には31.4%であったのに対し、2020年度には25.2%にまで減少しています。
このように、製造業では若年就業者の減少と熟練技術者の高齢化が進行しており、熟練の技術者が引退する前に技術を伝承しなければならない状況です。
新潟県柏崎市に本社を置く、昭和38年創業の株式会社テック長沢。創業時から金属加工業を営んでいる老舗企業です。業績は好調で社員数もここ20年で約30名から約170名へ増加。しかしその裏では、ベテラン社員の引退によって数々の技術が失われる危機感を抱いていました。
無形の資産である「技術」を未来に残すため、テック長沢が取り組む技術伝承の挑戦について迫る
13:05 - 13:35「ものづくり白書2022」から考える製造業の未来
2015年中小企業庁事業環境部調査室長、2017年経済産業省商務・サービスグループ物流企画室長/消費経済企画室長、2019年内閣官房内閣広報室企画官、2021年経済産業省製造産業局ものづくり政策審議室長を経て、2022年経済産業省製造産業局総務課参事官/ものづくり政策審議室長(現職)
13:0013:05
オープニング
13:0513:35
基調講演
伊奈 友子氏
経済産業省 製造産業局 製造産業戦略企画室長 兼 ものづくり政策審議室長
「製造業を取り巻く現状について」データに基づき明らかにしていくほか、デジタルトランスフォーメーション(DX)、カーボンニュートラルなど、製造業を取り巻く状況変化について解説します。
13:3514:05
村山 茂樹
日刊工業新聞社編集局経済部長兼中小企業部長
ものづくり白書でも提唱されている「技術伝承」。経済安全保障でもサプライチェーン維持を考える上でも見過ごせない課題となっています。そういった眼前にそびえる課題を実際に取材をして新聞紙面に掲載した記事を用いて、分かりやすく解説します。大企業の取り組みから、地方の中小企業のユニークな取り組み等を紹介。一方で、技術伝承はITやデジタル技術から見ると新市場で、新しいサービスや技術活用が進んでいる最新情報をメディア視点でお話しします。
14:1015:00
長澤 博氏
株式会社テック長沢 専務取締役
武田 則秋
日刊工業新聞社 デジタルメディア局長
貴山 敬
Tebiki株式会社 代表取締役
新潟県柏崎市に本社を置く、昭和38年創業の株式会社テック長沢。創業時から金属加工業を営んでいる老舗です。業績は好調で社員数もここ20年で約30名から約170名へ増加しています。しかしその裏では、ベテラン社員の引退によって数々の技術が失われる危機感を抱いていました。無形の資産を未来に残すためにテック長沢が行ってきた試行錯誤と、DXセレクション2022に選出された技術伝承の取り組みについてご紹介します。
15:0015:15
動画教育プラットフォームTebikiのご紹介
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