動画マニュアル「tebiki」が運営するWEBメディア・現場改善ラボ編集部です。
食品工場の課題として、人手不足や生産性の低下が挙げられます。これらの課題を解決したいと考えているものの、「改善方法がわからない」と悩んでいる方が多いのではないでしょうか。食品工場の課題解決には、具体的な成功事例を参考にして改善策を立てることが効果的です。
そこで本記事では、食品工場の改善事例を通じて、作業効率化や生産性向上がどのように実現されたのかを紹介します。
食品製造業が抱える教育課題について、以下の資料でもわかりやすく解説しています。課題解決におすすめのツールも紹介しているので、併せてご覧ください。
目次
食品工場で行われた改善事例
食品工場での改善事例を紹介します。具体的な成功事例をもとにまとめた内容ですので、ぜひ食品工場運営にご活用ください。
*「生産工程の自動化による生産性向上」と「記録の電子化による労働生産性向上」は、農林水産省『食品製造業の生産性向上事例集』を参照しています。
動画マニュアルで新人研修の工数を1/10まで削減
日本で唯⼀のソフトクリーム総合メーカー「日世株式会社」の改善事例をご紹介します。
課題 | 非効率な新人研修 ⇒ ⼊職時研修で1回2時間、週に2~3回の講習の必要があった |
対策 | 動画マニュアル作成ツール「tebiki」による動画マニュアルの導入 |
改善効果 | 新人研修の工数を1/10まで削減 ⇒ 教育者の稼働が2時間から10分に短縮! |
動画マニュアルの導入により、教育工数が削減できただけではなく、教育者ごとのニュアンスの差や細かい作業の違いが統一されたことで、正しい内容がしっかり新⼈に伝わるようになりました。
日世株式会社の改善事例をより詳細に知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。
インタビュー記事:食品工場の動画マニュアル導入事例 | 新人研修の手間が1/10に!自動字幕翻訳で、外国⼈スタッフの理解度テスト正答率が100%になりました。
外国籍スタッフへのマニュアル翻訳工数を軽減
次に紹介するのは、大手コンビニエンスストアの専用工場である「タマムラデリカ株式会社」の改善事例です。
課題 | マニュアルの多言語化 ⇒ 外国籍従業員のためのマニュアル作りに工数がかかっていた |
対策 | 動画マニュアル作成ツール「tebiki」による動画マニュアルの導入 |
改善効果 | 動画マニュアル作成時間が75%削減 ⇒ google翻訳を使って13ヵ国語に翻訳していた負担が、tebikiなら一瞬で行える! |
動画マニュアル作成ツール「tebiki」は、動画の作成だけではなく、ボタン1つで100ヵ国語へ自動翻訳する機能も搭載しています。タマムラデリカ株式会社では、自動翻訳機能の性能を確かめるために、外国籍従業員にトイレの使用方法に関する動画マニュアルを見せて、字幕の意味が通じるかを確認しました。結果、翻訳は正確で、言語も不足していないことがわかったといいます。
タマムラデリカ株式会社の改善事例を詳細に知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。
インタビュー記事:動画マニュアル作成時間が75%削減!教育体制を強化し、お客様に喜ばれる商品を提供したい
生産工程の自動化による生産性向上
青森県産のほたてを加工したほたてフライを主力製品としている「株式会社山神」の改善事例をご紹介します。
課題 | ほたてフライの生産性 ⇒ 需要に対して生産量が追いついていなかった |
対策 | 製造工程の自動化 ⇒ 従来、熟練者の手によって行われていた工程を機械によって自動化した |
改善効果 | 生産性が352.4%アップ! ⇒ 生産量の増加で、需要に答えることができるようになった |
生産性が向上した一方で、品質の低下が見られました。これは、熟練者の手によって行われていた工程が自動化されたことが原因だと考えられます。機械メーカーと慎重に話し合い、出てきた課題に対応してもらうことで品質改善も図っています。
製造業の生産性向上における具体的な方法や手順は、以下で詳しく解説しています。「生産性向上」を課題にしている方はこちらも併せてご覧ください。
関連記事:製造業の生産性を向上させる4ステップとは?生産性の指標や計算式の求め方も紹介!
記録の電子化による労働生産性向上
カツオのダシなど各種調味料をはじめとした製品の企画・製造・販売を行う「株式会社マルハチ村松」の改善事例をご紹介します。
課題 | 手書き帳簿による労働生産性の低下 ⇒ 製造工程で紙帳票による記録や情報伝達が行われ工数がかかる |
対策 | 紙帳票の電子化 ⇒ 手書きの紙帳簿から、タブレット入力へ |
改善効果 | チェック工数を大幅削減 ⇒ タブレット入力にすることで入力ミスを無くしチェック工数を大幅削減! |
チェックの工数を削減できただけではなく、年間65,000枚の記録書が発生しファイリングや管理にも工数がかかっていましたが、全てゼロ化!ファイリングする必要がなくなり、帳票内のデータの分析も可能になりました。
株式会社マルハチ村松のように、帳簿をデジタル化を検討したい方は以下の「現場帳票デジタル化ガイド」をご覧ください。デジタル化のポイントやおすすめツールをご紹介しています。
食品工場が抱えるよくある問題
課題を解決するためには、業界全体が抱えている課題を踏まえ、適切な対策をとることがポイントです。ここからは、食品工場が抱える問題を詳しく解説し、問題解決への第一歩を踏み出すための情報をお届けします。
食品工場が抱える課題としては、以下の通りです。
人手が足りない
農林水産省によると、製造業全般よりも食料品製造業(中小企業)の方が人手不足が深刻な状況にあると公開されています。
引用元:農林水産省「食品製造業における 労働力不足克服ビジョン」
人手不足を放置すると、既存の従業員に過度な負担がかかり、労働環境の悪化や離職率の増加を招きます。また、製品出荷の遅れや品質管理の不備も発生し、この影響は上図の調査結果にも反映されているといえるでしょう。
労働生産性が低い
労働生産性とは、従業員1人あたりに対する成果の割合で、効率性の高さを判断する指標になります。
農林水産省の調査によると、食品製造業の労働生産性は製造業平均の約6割となっています。労働生産性の低下は、生産量の減少を招き、長時間労働や残業が余儀なくされ、生産性の低下はさらに悪化してしまうでしょう。
引用元:食品産業における 働き方改革の推進方向について(農林水産省)
外国人労働者を上手く教育できていない
農林水産省「食品製造業をめぐる情勢」によると食品製造業の常時従業者数は約60万人で、同じく農林水産省「食品産業における労働力確保について」では食品製造業の外国人労働者数は約15万人と公表されています。よって、食品製造業に従事しているおよそ4人に1人が外国人労働者であるといえるでしょう。
しかし、言語や文化の違いによって、外国人労働者を上手く教育できていない事業者は少なくありません。外国人労働者への教育が不十分だと、労働災害のリスクが高まるだけでなく、製品の品質低下を引き起こす可能性もあります。
現場改善ラボでは、外国人労働者の受け入れ方法を動画でも無料で公開しています。外国人人材のサポートを専門に行う団体からの実践的なアドバイスを聞きたい方は、以下からぜひご覧ください。
生産手順や衛生管理ルールが複雑
日本には、食品衛生法や各種の規格(HACCP、FSSC 22000など)といった食品の安全性に関する厳しい法律や規制が存在します。これらの規制に適合するために多くの手順やルールが導入されています。
手順やルールを遵守しないと、品質低下や食品事故を招きかねません。工場責任者は、生産手順や衛生管理ルールをわかりやすく示して、従業員を教育しましょう。
食品工場での効果的な衛生管理の教育方法は、以下の記事でわかりやすく解説しています。併せてご覧ください。
関連記事:【チェックシート有】食品工場での衛生管理「ルール」や「教育方法」は?
原材料の高騰によってコストが増加している
原材料の値上げに加えて、運送費の上昇も製造コストの増加を招いています。さらに、これらのコスト増加は利益率を圧迫し、企業の経営に深刻な打撃を与える可能性があります。
食品工場の改善ポイントの探し方
食品工場にて生産性や品質、安全性を向上させるためには、現状の課題を正確に把握し、的確な改善ポイントを見つけることが不可欠です。しかし、複雑な生産手順や多岐にわたる衛生管理ルールの中で、どこをどのように改善すべきかを見極めるのは容易ではないですよね。
そこで、以下の方法で改善ポイントを探ってみましょう。
従業員の声に耳を傾ける
まず意識すべきは、従業員の率直な声です。従業員は日々業務の最前線に立ち、課題を突きとめる情報を持っています。従業員の意見や提案を無視していると、改善策が的外れなものになる原因になります。積極的にコミュニケーションを図り、従業員の声を聞き出しやすい環境を作りましょう。
例えば、以下のような言葉でも参考になる場合があります。
- 「次は、○○さんが手を切ったんだって」
⇒ 「次は」ということは、同じ工程で同じケガをした人が複数人いる。
ケガの要因を見つけ出して、再発防止策を練った方がよさそう? - 「最近、老眼でさぁ…」
⇒ 従業員の高齢化が進んでいるため、配布資料をより見やすくする必要がある?
3M(ムリ・ムダ・ムラ)の原因を探る
3Mとは以下を指し、生産効率や品質に悪影響を与える要因となります。
- ムリ:過度な負荷
- ムダ:不要な作業やコスト
- ムラ:作業や品質の不均一
これらを特定して対処することで、効率的な改善が可能です。
現場改善ラボでは、3Mを見つけるための視点や改善策を動画で無料公開しています。食品工場の改善につなげるために、ぜひ併せてご覧ください。
生産ラインを確認する
生産ラインは、いわば工場の心臓部です。生産ラインを改めて確認すると、さまざまな改善点が見えてきます。
たとえば、設備が老朽化している場合、生産性が低下している可能性が。また、生産ライン周辺が散らかっていると、スムーズな導線が確保できなくなります。こうした課題を把握し、適切な対策を講じるために徹底したチェックが必要です。
食品工場のあるべき姿とは?改善の目標例
改善を実現するためには、具体的な改善目標を設定し、効果的なアプローチを行う必要があります。安全かつ安心な食品を製造することが最も重要だということを念頭に置いて、以下のような目標を立ててみてはいかがでしょうか。
- 製造記録書業務の労働生産性を104.9%向上
- 作業者の熟練度による精度、生産性のばらつきの解消
- 新規作業者への教育時間を30%削減
- 工場全体で106.1%の生産量向上
- 帳票ペーパーレス化による業務効率化
目標は、できるだけ数値化することを心がけると改善の進歩が確認しやすくなります。
食品工場での改善活動の一歩として「ペーパーレス化」がおすすめ
食品工場における改善活動には自動ロボットや最新設備の導入が効果的です。しかし費用対効果やランニングコストの観点から、導入に踏み切るのが難しいとお考えの方が多いのではないでしょうか。
そこで、改善活動の第一歩としておすすめなのが「ペーパーレス化」です。
以下に、ペーパーレス化の効果やペーパーレス化できるものなどをご紹介します。ペーパーレス推進におすすめのツールに関しては、次章『食品工場でのペーパーレス化は「tebiki」にお任せ』で解説します。
現場改善ラボでは、ペーパーレスの実践的な推進法を動画でも無料で公開しています。生産性を高めるためにはどう動けばよいのか、専門家からのアドバイスを聞きたい方は以下からぜひご視聴ください。
ペーパーレス化の効果
ペーパーレス化は食品工場の改善活動において、手軽かつ効果的な方法として注目を集めています。メリットは大きく4つ挙げられます。
コスト削減
紙媒体を電子化することで、インク代や紙代、資料を保管するための場所代・ファイル代などのコストだけでなく、印刷のために必要な時間や労力といった人的コストも削減します。
教育工数の削減
紙のマニュアルを動画マニュアルに置き換えることで、教育時間や教育者の人件費の削減が可能です。
『食品工場で行われた改善事例』の章でご紹介した日世株式会社は、動画マニュアルの導入により入職時の研修の手間を1/10にまで削減できました。
管理工数の削減
紙の書類の更新には多くの工数がかかりますが、ペーパーレス化することで迅速な更新が可能です。ペーパーレス化した資料をクラウドや社内サーバーにアップロードすれば、常に新しい情報が全員に共有されるので、紙の書類を差し替える時間やコストを削減します。
また、食品工場だとどうしても紙の書類が汚れてしまうこともあるでしょう。ペーパーレス化することで、文書の整理や廃棄にかかる工数が削減されるとともに、紛失・劣化の心配もなくなります。
業務効率の向上
紙の資料だと必要な情報を探すのに時間がかかりますが、ペーパーレス化して保存すると、検索機能を使ってすぐに必要な情報が見つかります。さらに、帳票や申請書をペーパーレス化すると、承認・レビュー・管理などの仕事も能率化できるため、部署ごとのやり取りもスムーズになります。
ペーパーレス化推進がおすすめの食品工場
以下のような問題を抱える食品工場では、ペーパーレス化がおすすめです。
- 人手不足
- 外国人従業員を上手く教育できていない
- 新人教育に時間がかかっている
- 新人教育が頻繁に行われている
- 紙の管理が上手くできていない
- 頻繁に更新が必要なマニュアルがある
- 複数の施設でデータを共有している
- 賞味期限のある原材料の在庫管理が複雑
- 取らなくてはいけない記録が多い など
このような問題を抱える食品工場がペーパーレス化に取り組めば、工数やコストの削減などの目に見えてわかりやすい効果を得やすいでしょう。
食品工場でペーパーレス化できるもの
食品工場でペーパーレス化が可能な書類は、以下になります。
- マニュアルや作業手順書
- 品質管理記録
- 申請書・稟議書
- 健康管理記録
- 点検記録
- 在庫管理
- 会議資料 など
ペーパーレス化できるものは多いですが、ただ単に「現場から紙をなくす」ということを目的化しては、ペーパーレス化の効果を得られないでしょう。自社の食品工場で抱えている問題の解決策として「紙の運用をやめるのが適切か」ということを判断して、ペーパーレス化に取り組みましょう。
食品工場でのペーパーレス化は「tebiki」にお任せ
食品工場でのペーパーレス化には、「動画マニュアル作成」と「デジタル帳票の作成」の2つのツールを提供する「tebiki」がおすすめです。どちらのサービスもペーパーレス化を推進し、業務の効率化を図ります。
動画マニュアル
「動画マニュアルtebiki」は、普段の業務やOJTの様子をスマートフォンで撮影するだけで、簡単に動画マニュアルを作成できるツールです。人の「動き」や紙マニュアルでは伝わりにくい「カンコツ」をそのまま伝えられるので、仕事の理解や作業能率が大幅に向上します。
▼動画マニュアル作成ツール「tebiki」紹介動画▼
誰でも簡単に操作可能
動画マニュアルtebikiは、直感的に動画編集が可能なシンプルな設計です。編集の技術や知識がなくても、動画の一時停止や不要なシーンのカット、図形の追加などの基本的な動画編集操作がスムーズに行えます。
さらにtebikiには、動画マニュアルの作成を効率化するための以下の機能が搭載されています。
- 動画内の音声認識による字幕の自動生成
- 〇や×、警告マークなどの記号を簡単に挿入できる図形テンプレート
動画マニュアルの作成時間を「1時間から5分にまで削減できた」という導入企業様もいるほど。tebikiを活用すれば、とにかくかんたんに動画マニュアルの作成が可能です。
多言語対応により外国人教育も
自動生成された字幕を外国語に自動翻訳する機能が搭載されているので、外国人労働者向けの新たなマニュアル作成の手間が省けます。対応言語は100カ国語以上で、ボタン1つで言語を簡単に切り替え可能です。
英語・インドネシア語・ベトナム語など計15ヶ国語に対応した字幕読み上げ機能も備わっているため、外国人労働者が学びやすい環境を整えられます。
テスト機能 / レポート機能 / スキル管理機能など、tebikiには食品工場での教育に役立つ機能がまだまだ搭載されています。詳しくは以下のサービスご紹介資料『3分でわかるtebiki』をぜひご覧ください。
デジタル帳票
現場帳票のデジタル化が行える「tebiki現場分析」は、現場帳票の作成、記録、承認、分析が簡単に行える帳票・記録管理ツールです。帳票の作成や記録の入力がしやすく設計されており、紙では難しかった画像の記録や、遠隔地でのリアルタイム記録も可能です。
帳票の雛形作成を簡単に作成
画面の案内に答えて設定を進めるだけで、簡単に帳簿の雛形を作成できます。複雑な計算式やマクロを自分で組み込む必要がないので、ITスキルがなくても帳簿を作成可能です。
異常値検出によりトラブルを未然防止
正常値から外れる記録は異常値として検出し、承認者へアラートメールが発信されます。現場にいなくてもリアルタイムで状況が確認でき、異常を早期発見することが可能です。
見落として大損失に陥りやすい冷蔵庫や冷凍庫の故障を早期に発見できるでしょう。
記録した数値はグラフで確認可能
記録した数値を転記したり集計作業を行ったりする必要はなく、直感的な操作でデータを可視化できます。記録を分析することで、設備の異常予防や作業の効率化が実現するでしょう。
「tebiki現場分析」には、現場での記録や分析を簡単にする機能がまだまだ搭載されています。以下の資料でわかりやすく解説していますので、ぜひご覧ください。
tebikiでペーパーレス化を推進して業務改善を行った事例
tebikiで動画マニュアルを導入して手順書をペーパーレス化した食品工場を3社ご紹介します。多くの導入事例を知りたい方は、以下から導入事例集を無料ダウンロードしてご確認ください。
レストラン用商品の製造企業│ロイヤル株式会社
▼動画マニュアルtebiki活用事例動画:ロイヤル株式会社▼
袋入りレストラン用商品や機内食を製造するロイヤル株式会社では、新人受け入れの負担が大きく、教育者の急なお休みに対応できずにいました。教育者の負担軽減を目指す中で、動画マニュアルtebikiを知り、導入することに。
結果、動画を用いた教育が行えるため、教育者による説明が不要に !新人全員に標準化した内容の教育が行えるようになり「教育のムラ」を解消することにも成功しました。さらに、属人化していた業務を別の担当者でも対応できるようになり、業務効率が向上しました。
「ベテランクルーの高齢化や外国人労働者の増加傾向にあることで、貴重なノウハウが失われたり、今のルールが形骸化することを防ぐために、動画マニュアル化を進めていきたい」と話すロイヤル株式会社の導入効果を知りたい方は、以下のインタビュー記事をご覧ください。
インタビュー記事:1日最大50名勤務するアルバイトの入場教育を動画マニュアルに置き換え、教育工数をほぼ0に削減!
鶏卵の販売製造企業│イセ食品株式会社
鶏卵業界で国内最大手のイセ食品株式会社では、外国籍の従業員が多く、教育内容が十分に伝わっていないことを問題視していました。そこで、100ヵ国以上の言語に自動翻訳が可能なtebikiに出会い、導入を決めます。
その結果、操作がシンプルかつ簡単であるため、導入3ヶ月で200本の動画作成を達成! さらに、外国籍の従業員への教育の質が向上し、1段階理解が進んだ状態で現場に入れるようになりました。もともと半日かけていた座学も、tebikiを取り入れると1時間半で完結。新人教育の効率化にもつながりました。
そんなイセ食品株式会社の導入効果を詳しく知りたい方は、以下のインタビュー記事をご覧ください。
インタビュー記事:導入3ヶ月で動画200本作成。製造現場の作業標準化と多能工化を推進しています。
総合食肉会社│株式会社大商金山牧場
食肉の生産から、加工・販売を行う株式会社大商金山牧場では、拠点ごとに異なった方法で行われる衛生教育に不安を抱えていました。安全衛生教育マニュアルの作成を進める中でtebikiに出会い、導入に至ります。
その結果、拠点ごとのマニュアルの一元管理が可能に!さらに、質の高い拠点のマニュアルを会社の基準として水平展開することで、会社全体の衛生教育レベルの底上げにつながりました。また、これまで常に付きっ切りで行っていた新人教育を可能な部分を動画に置き換えることで、OJTの教育工数は5割削減に成功しました。
「tebikiの新機能もおすすめ」だと語る株式会社大商金山牧場の導入効果やtebikiの新機能をより詳しく知りたい方は、以下のインタビュー記事をご覧ください。
インタビュー記事:衛生管理教育を徹底し、食肉の安全性を確実なものとするために動画マニュアルを活用!
まとめ
食品工場における問題を解決するためには、業界全体が抱えている課題を理解し、適切な対策を講じることが重要です。とくにペーパーレス化は、食品工場の改善活動において手軽かつ効果的な方法として注目を集めています。そこでおすすめなのが、動画マニュアルとデジタル帳票の2つのサービスを提供する「tebiki」です。
「動画マニュアルtebiki」は、普段の業務をスマートフォンで撮影するだけで、簡単に動画マニュアルを作成できるツール。デジタル現場帳票「tebiki現場分析」は現場帳票の作成、記録、承認、分析が簡単に行える帳票・記録管理ツールになります。
どちらも現場の課題を解決する豊富な機能が搭載されています。tebikiに関する詳細な資料は、以下からダウンロードできますので、ぜひご覧ください。